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7月6日 劇的な回復
息子の高校野球が終わって、次なる関心はやっぱりファイターズでしょう!最悪のシーズンスタートから一時は借金10数個までいったにも関わらず交流戦明けの怒涛の連勝でついに借金完済!それでも順位は5位ですが勢いが違いますわ。
劇的な回復と言えば昨日発表された管内の農作物生育状況、特に豆類などはファイターズ同様春先の借金を完済しついには生育の貯金も最近は特に夜の気温も高く、積算温度も順調に積み重なっているようです。
何とかこのままファイターズも農作物もシーズン後半にかけてガンバレー!
5月29日 週末の天気
沖縄の基地問題で鳩山総理は福島大臣を罷免しました。基地の移転先がどうあれ仕方ない結果でしょうね。それにしても当初の考えを貫き通した大臣が優柔不断な総理のその場凌ぎの考えに振り回されたとでもいったところでしょうか。何とも本人は不条理を感じているでしょうが今度は政権を離脱し野党として本来の姿になり徹底的に政府と戦ってください。(昨日の友は今日の敵)
しばらく太陽さんを拝んでいませんが、週間予報では今日からしばらくは良い天気が続きそうです。
十勝管内でも絶対的に積算温度が上がらない広尾町ではデントコーンのマルチ栽培が一部で行なわれています。
さすがに地温を保持するマルチ栽培、こんな天気だからこそその差を発揮します。
娘の通う中学校でもPTA役員を引き受けています。今週末は体育祭ってのが開かれます。私が生まれ育った札幌の中学校では体育記録会とか言ってウイークデーに生徒だけで行なわれていた記憶がありますが、初めに帯広へ来て驚いたのは小学校の運動会同様、日曜日に父さん、母さん、じいちゃん、ばあちゃんも皆集まって応援するわけです。もっとも昼間から酒が飲めるのは良いことです?
もうひとつ週末のイベントと言えば競馬の祭典「第77回日本ダービー」ですがな。競馬通に言わせると、この「ダービー」がすべてのホースマンの夢だと言います。藤原英昭厩舎のエイシンフラッシュが上位陣にどこまで食い込めるか注目です。
5月10日 ウイルス性胃腸炎
天候に恵まれた土曜日から春季北海道高等学校野球大会十勝支部予選が始まりました。
池田高校主将の池田主将の選手宣誓、最近いろいろと凝った?宣誓が多い中オーソドックスながら感動的な選手宣誓でした。
わが息子の三条高校、1回戦は上士幌高校相手に息子の中学時代からの同級生エース宮本君の完璧な投球で5回コールド勝ちで、まずは順当な結果の初戦になりました。
ところで、その我が息子はというと開会式当日の朝からどうも体調が思わしくなくとりあえず痛み止めの薬を飲んで開会式には参加したのですが強烈な嘔吐と下痢に見舞われダウンしてしまいました。昨日、救急の病院へ連れて行き診断結果はウイルス性の胃腸炎、さらに昨日の十勝毎日新聞おくやみ欄では22歳の若者が突然の腹痛と下痢で胃腸炎と診断され、その後急に容態が悪化し救急車で病院へ搬送され看護の甲斐なく亡くなったと出ていました。
半分死にかけた息子曰く、昨年の新型インフルエンザとは比較にならないほど辛かったと言っていました。ワクチン接種などで予防する方法はないものなのでしょうか。
4月19日 現場で学習
昨日は、任期満了に伴う帯広市長選挙の投票が行なわれ36年ぶりの新人同士の対決となり米沢則寿氏が初当選しました。元会社役員の経験を活かし、これからの市政運営に手腕を発揮していただきたいものです。
多様な方法がある農業技術ですが、私の常日頃のモットーは”現場で起きている問題の答えは現場にある”と言うことです。先日、取引先である足寄町の昭和農機さんの取引先を対象とした勉強会に招かれ、土つくりから経営にいたるまで多岐にわたるお話をさせていただきました。その中で私自身いつも勉強させていただいている(有)中藪農園さんに学ぼうと言うことになり、昨日、現場学習会を開きました。
まずは土作りのレクチャーから
特に今回の学習会では、不耕起栽培に関心を示す参加者が多かったようです
中藪さんの趣味の30年前のトラクターもヨーロッパから届きました
一般的に農業者の視察研修は農閑期などにあちこちで開かれていますが、慰安や研修という名の札幌ススキノ視察もいいですが、同じ時間をかけて足を運ぶなら有意義で経営にプラスになる視察研修にしたいものですね。
昨日のもうひとつのイベント「皐月賞」、藤原英昭厩舎のエイシンフラッシュ、勝つことはできませんでしたが3着に入り複勝720円はちょっとおいしい馬券でした。それでも競馬の祭典「日本ダービー」への出走権を獲得することができました。
1月19日 環境省から補助金がもらえるような農業をやろう
しばらくブログ更新をサボってしまいました。
ここ数日間、帯広の朝の最低気温が20℃を切る日が続いています。
(寒いからブログ更新をサボっていたわけではありません。)
今朝、仕事で足寄方面へ行く途中、熱気球が上がっていました。
外気温が下がれば下がるほど、熱気球は上がりやすくなるのでしょうね。
現在、私は帯広畜産大学で行われている「十勝アグリバイオ産業創出のための人材育成」というプログラムの研修に聴講生として出席しています。
特に12月から今月にかけての「環境科学」「バイオマス理論」の講義は大変勉強になっています。
誰もが無関心でいられない、地球温暖化のメカニズムやバイオマス利用など生活者として知っていなければいけないこと、また我々農業の生産現場に関わる事業を行うものとして、農業が環境に及ぼす影響など真剣に考えなければいけないことばかりです。
先日、畜産試験場の部長さんとのお話の中で、例えば家畜排泄物は今まで土壌汚染や水質汚染というレベルで、屋根付き堆肥舎やスラリーストアの整備を行ってきたわけですが、今後、そこから発生するメタンや不適正な糞尿利用による、亜酸化窒素の発生など二酸化炭素の数十倍から数百倍も温室効果に影響を及ぼしてしまうガスの存在など、現在でさえ、家畜糞尿の問題が完全にクリアされたわけでもないのにどのようなことになってしまうのでしょうか。
また農水省が現在進めている、「農地土壌の二酸化炭素吸収機能に関する知見の集約」や環境問題が主要テーマとして洞爺湖サミットも開催されますが今後、何らかの動きが出てくるものと思われます。現在の農業生産は果たしてどれほどの環境負荷を与えているのか、その具体的な数字が出てきた時ちょっと怖い感じもします。極端な話になるかも知れませんが、もしかしたら今後、農家間においても温室効果ガスの排出を巡って、カーボントレードなんてことが起きてくるかも?
国内の食糧自給率が低下している今日、現在の農業生産の形を飼えずに環境付加を与えないローインプット型の農業を進めていった場合、当然生産性の低下を招くでしょうし、あちらを立てればこちらが立たず状態になること間違いないでしょう。しかしながら現在のような国際情勢の中、海外に食糧を依存することなど、とても大きなリスクを背負うことになるでしょうし、どう考えても今までの価値観の延長線上で発展し続けていくことなど、やはり無理なことなのかも知れません。どこかで思い切った価値観の転換を図らなければいけないことが、今、正しく試されている時のような気がします。
今までの農業は生産を向上させることに主眼を置いてきましたが、今後は安全で安心のできる食料生産と、環境に配慮をした持続可能な農業が求められていくことになるでしょう、またそのような農業に対して我々一消費者(納税者)も理解をし、応分の負担をしていかなければいけないでしょう。生産性の向上のために莫大な農業補助金が過去に使われてきましたが、これからは本当の環境保全型農業を行い、そのために環境省からも所得の保障を受けられるような農業を行う時代が来るかもしれません。
1月12日 農林漁業金融公庫
昨年12月の農経部会幹事会の席上で、担当者を招いて農林漁業金融公庫の説明を聞き、今月の例会で正式に豊田拠点長にお越しいただきました。
改めて豊田拠点長より、農林漁業金融公庫の説明をしていただきました。その中で、北海道の東部地域(十勝、釧路、北見)が日本全体の融資実績の6~7分の1を占めるということで、帯広に拠点ができることはむしろ必然的であると感じました。
今後は、「民間にできることは民間で」の原則の下、リスク評価が困難で政策性が高い公庫だからこそ出来る分野に経営資源を集中していくそうです。また地元系統金融機関と調製を計りながら進めていく直貸融資や、多様な経営支援をサービスを展開していくようです。
意欲ある農業経営者において農林漁業金融公庫の拠点化は、更なる経営パートナーとして大いに利用していける事と思います。
豊田拠点長も気軽に窓口を訪れていただきたいと語っておられました。
帯広拠点の住所は
帯広市西3条南6丁目2(国民生活金融公庫内)
℡ 0155-27-4011 です。
12月19日 農業に対する見方が変化してきた?
昨今の地球温暖化問題などに結びつく、相次ぐ食品の値上げと原油高によって国内農業に対する見方に変化が出てきていると感じるのは私だけでしょうか?
以前でしたら、国内で作る農産物はコストが高くついてしまうので、海外から安いものを入れたほうが良いという考え方が経済の専門家などでは主流だったように思います。
もちろん、これは安全なものが安定的にとなれば、国際分業論も全く否定するものではないのかも知れません。
しかし現在はどうでしょうか、相変わらず安いだけのものもありますし、たまたま先方の条件が整って生産が増加したりすることもあるでしょう。
事実として中国などからの野菜などの輸入量などの減少しているらしいです。
一般消費者が安全なものを安定的にと望むなら、やはり国内農業を育てていかなければいけないのではないでしょうか。
日経新聞に「食糧争奪」経済人3氏に聞く、のはじめに、伊藤忠商事会長の丹羽宇一郎氏はコメに関して最後に「水田は治山治水など国土保全上の重要な意義がありコメは多少高くついても日本として守っていく必要がある。農家への安易な補助金には賛成できないが農業は重要な分野だと国民が認識する必要がある。」と締めくくっています。全く同感です。丹羽会長さんは日本でプロの農家を育てていくNPO法人の役員を務めていますが。やはり経済界からもこのような視野にたった考え方を持つ方たちが増えていくことを期待したいです。