児玉ヘルス商事株式会社
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Archive for the ‘中小企業家同友会’ Category

4月6日 「食・農」に関する連携協定

気が付けば4月。いつの間にか新年度にも入っていましたが今年はまだまだ雪が残っている畑を各地で見かけます。今年の冬は相対的には暖冬だったようですが、北海道東部は暖冬の時が雪が多いのが特徴ですね。

先日は私の所属する北海道中小企業家同友会とかち支部農業経営部会の定時総会が開催されました。
昨年発足25周年を迎え現在農業経営部会の会員数も150社を越えています。

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私は出席できませんでしたが総会に先立ち、我々農業経営部会と(一社)日本食農連携機構との間で食・農に関する付加価値の創造に向け連携した取り組み等を実施し、農畜産業の成長に貢献することを目的とし、連携協定書の調印式が取り行われました。

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この協定の調印により、とかち支部農業経営部会の活動並びに会員企業の事業活動がさらに活発になることを期待したいと思います。

 


7月30日 産業用大麻(ヘンプ)を見てきました。

小麦の収穫もそろそろ終盤を迎えようとしています。今日も帯広は最高気温が32.8度と暑い日になりました。途中で変わったとは言え、春先に出されたエルニーニョ発生の影響による北日本は冷夏の長期予報は一体何だったんでしょうか。

先日、以前から興味のあった東川町で行なわれている産業用大麻(ヘンプ)の現地視察と勉強会に行ってきました。
誤解の無いようにお断りしておきますが、産業用大麻(ヘンプ)とは以下のような物です。

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産業用大麻は(麻)と同じものであり、最も古い農作物の一つです。英語でhemp(ヘンプ)と言い、原産地は中央アジア、アサ科の一年生草本です。茎から取った繊維は大変丈夫で、衣服や紐、ロープなどの原料となり、麻の実は脂質と蛋白質に富んでいて栄養価が高いことから、食用、飼料、油糧用としても利用されてきました。
但し、品種によっては、THC(テトラヒドロカンナビノール)と言う陶酔性の薬理成分を多く含むことから、戦後、大麻取締法によって、花や葉、若い茎の所持が禁止となり、栽培や研究には知事の許可が必要となりました。
かつて全国では数万ヘクタールもあった麻畑も現在は栃木県を中心に僅か5ヘクタール、栽培免許の所持者も全国で50名ほどになっています。一方、海外では断熱材などの建材やプラスチック、健康食品、化粧品など2万5千種類以上の製品を生み出す新たな原料作物として注目されています。有名なところでは高級乗用車メルセデスベンツの内装材にも原料使用されています。
今回、東川町で研究用に栽培されている産業利用大麻は栃木県で育成された「とちぎしろ」と言うTHCを含まない安全無害な品種です。

東川町における産業用大麻(hemp)は町が研究委託者になり、中小企業家同友会道北旭川支部会員の(有)松家農園代表で上川ヘンプ研究会会長を務める松家源一さんと、元上川農業試験場、十勝農業試験場場長で北海道ヘンプネット世話人代表の菊地治巳さんが研究受託者となり試験栽培を行っています。
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松家源一さん                  菊地治巳さん

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無毒品種と言えども当局の厳重な管理下で研究栽培が行われています。24時間監視のカメラも設置義務があるようです。

まだまだ研究栽培が始まったばかりの産業用大麻(hemp)ですが、新たな連作作物としての位置付けや幅広い産業用原料の可能性を含んでいることも間違いありません。近日中にはヘンプ普及と社会的な信用を増すため一般社団法人化の予定もあるそうです。
先駆者としての松家さんと菊地さんの活動にますます期待したいと思います。


6月19日 地区会交流会in帯広

今年の6月は変な天気が続いています。今月初めには音更町で37.8度と言う北海道内での最高気温の記録に並んだかと思えば、それ以降、毎日のように雨が降り続き連続降水日の記録に迫る勢いです。今年は春の融雪期以降、雨らしい雨が無く乾燥し切っていたのがここに来てまるで帳尻を合わせるかのような天気になっています。例年、今頃だと今頃は1番牧草の収穫が真っ盛りを迎えるのにこれでは全く手の付けようがありません。牧草と言うのはある時期を過ぎると、栄養価や消化性の高い繊維質が減少するなどし飼料としての価値が低下してしまいます。それが酪農であれば乳量に、肉牛であれば増体に影響を及ぼします。一刻も早い天候の回復を願いたいものです。

実は、私が所属している経済団体、北海道中小企業家同友会とかち支部には地区会という組織があります。現在は清水町、新得町、大樹町、広尾町、池田町、本別町、足寄町の七つの町村に地区会があり、毎年各町村持ち回りで年に一度、地区会交流会と言う催しを開催して来ました。昨年で全ての地区会での交流会が一巡し、今年は帯広地区の会員が中心となり支部行事として、不肖私が実行委員長を努めさせて頂き、地区会交流会を今月の28日(土)に開催することになりました。

現在、とかち支部には800社を超える会員企業があり、年々増加する会員数と共に知らない会員同士も増えており、まずはお互いを知り合おうと言うことが今回の地区会交流会のメインテーマです。
更に今回は同友会の活動を広く知って貰おうと言うこともあり、会員企業以外の参加も募っています。既に地元の金融機関をはじめ、とかち支部以外からの参加申し込みも頂いている状況です。

もちろん同友会の催しですから学びも忘れてはいません。今回は八つの分科会を設定しましたので、興味のある内容が必ずやあるのではないかと思われます。
遅くなっての案内ですが、まだ多少の空きもありますのでご興味のある方はご一報下さい。

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4月26日 seicomart

まだ4月だと言うのに今年の春はここに来て気温の高い日が続いています。雨らしい雨もほとんど降らず土埃が舞い上がる光景を各地で見かけます。ちょっと埃を押さえる程度の一降りが欲しいところですね。

先日は私が所属している北海道中小企業家同友会とかち支部の定時総会が開催されました。
総会ではセイコーマートの丸谷社長の記念講演があり、地域にこだわるセイコーマートの経営戦略にとても感銘を受けましたので、その内容について少し書きたいと思います。

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北海道民なら利用した事のない人は殆どいないと言っても過言ではないseicomart。年間の来店客数が2.3億人。単純に計算すると道民一人当たり年間42回は来店していることになるそうです。
北海道内179市町村のうち実に95.5%にあたる171市町村に店舗があり全国のCVSの中で3年連続で顧客満足度第1位を獲得しており正しく地元に愛されているCVSなのです。
北海道内を仕事で走り回る私にとってもseicomartは強い見方です。

そんなseicomartですが、実に興味深かったのは、北海道産の原料をとても多く利用していると言うことです。一般的にCVSチェーンと言うのはあまり地元の材料にはこだわらないイメージがありますが、実はseicomartこそ北海道の一次産業においても良きパートナーなんですね。道北の豊富町には乳業メーカーを持ち、生乳販売や自社での乳製品製造のための原料として年間5万tも取り扱い、おにぎり向けのお米、具材の鮭、サンドイッチ用のレタス、ハムに使用される豚肉、最近流行の100円惣菜などにも北海道産の原料が数多く使われています。

そして企業の最大の地域貢献として関連会社やパート従業員を含めて2万人の雇用創出を産み出しているそうです。

仕事柄、毎日のようにCVSにお世話になっていますが、少しお店の選択を考えなければいけませんね。


10月9日 NPO法人「森は海の恋人」 果たして牛と畑は恋人同士か?

10月に入り収穫作業も半ばを過ぎ後半戦を迎えていますが、今年の秋は相次ぐ台風の接近など安定しない天気が続き、順調に作業が進んでいないようで改めて天候相手の農業の難しさを感じる今日この頃です。

先日、岩見沢市で所属している中小企業家同友会の全道経営者”共育”研究集会に参加して来ました。

毎回、必ず記念講演があるのですが、今年はいつも以上に興味深い講演内容でした。

講師は岩手県気仙沼市在住でNPO法人「森は海の恋人」理事長で牡蠣や帆立の養殖業を営む畠山重篤氏、豊かな海を取り戻すために広葉樹の植林活動を続けています。東日本大震災で壊滅的な被害を受け、ご本人も母親を亡くされながらも気仙沼の養殖業再生、復興への壮絶な取り組みを話されました。

畠山氏は、1984年から始まった漁民による植林活動で国連森林フォーラムで森林のノーベル賞と言われる、フォレストヒーローの表彰を始め、数多くの表彰を受けています。2005年からは京都大学フィールド科学教育研究センター社会連携教授に就任し牡蠣や帆立の養殖に餌として重要な植物性プランクトンは、豊かな森林によってもたらされると言う「森、里、海関連学」を作り上げました。
それまでは大学などでも海、河川、森林の研究はそれぞれの専門分野で縦割りだけで行われ、それぞれの繋がりは無かったのだそうです。

この講演を聞いて、ふと現在の酪農の現状に置き換えて考えてみました。多頭化と高泌乳を追求することにより生産コストを下げ、国際競争に打ち勝って行く酪農。果たして本当なのでしょうか?実態は多頭化と輸入穀物の大量給与による疾病の多発と、ミルクの生産量以上に発生する糞尿処理問題、粗飼料畑の面積は変わらずして牛の飼養頭数が増加することにより、過剰な糞尿が肥料として畑に還元、と言うより、投棄されている現状、ここ近年発生し始めているデントコーン(飼料用トウモロコシ)の根腐れ病などの発生原因もこのような現状に一因があるのでは無いでしょうか?

私がこの業界に入ったとき、酪農は「土」「草」「牛」の循環によって営まれる産業だと習いました。果たして現状はどうでしょうか?
このバランスが崩れ、土の持つ有機物の分解能力もキャパシティを越え、家畜糞尿がオーバーフローを起こし、結果的にはコストを下げるはずの多頭化がむしろ様々な問題を引き起こしていると要因になってはいませんか?

今の酪農業界にこそ土壌学、粗飼料生産学、家畜生産学それぞれの研究が横断的に行われる「森、里、海関連学」ならぬ、「土、草、牛関連学」が必要であるのではと感想を持った記念講演でした。


7月23日 ”食と農”連携グループ全国交流会inとかち

全国の中小企業家同友会の中で初の農業経営の専門部会がとかち支部に設立され、今年で25年を迎えることになりました。25周年を記念して先日の7月19日、20日の二日間に渡り、全国から同友会会員の企業経営者や金融機関、行政関係者を招き全国交流会が開催されました。

農業経営の全国交流会ということで、分科会は農業を生産現場で感じて頂くために全て移動分科会、
全国から来賓を含め460人ほどの皆様方に参加していただきました。


私は取引先でもある上士幌町の(有)しんむら牧場さんで分科会の座長を努めさせていただきました。
牧場内にあるクリームテラスにて、経営概要、これまでの経過などを新村社長から説明して頂きました。

牛が放牧されている草地へ移動し、牛、草、土の説明、六次産業化の成功の影には理論に基づいた
原料生産があるということを強調されました。


分科会終了後は、懇親パーティ「十勝うまいっしょ祭り」農業経営部会会員が持ち寄った肉、野菜、チーズ、そば、うどんなど
盛り沢山の食べ物が懇親会を盛り上げてくれました。

二日目は、とかち支部支部長㈱山本忠信商店 代表取締役山本英明氏が”豆魂麦想”「つくる」を「食べる」のもっと近くに
のテーマで記念講演

同友会の中で”食と農”という限られたテーマで開催された始めての全国交流会、わずか一年ほどの準備期間でこれほどまでに
会員が一つになり盛大な会が無事終了できたことに実行委員の一人として感謝したいと思います。


4月7日 農業経営部会定時総会

新年度に入り初めての投稿、一月に一度の更新を確実にキープしています(笑)

先日は農業経営部会の第25回定時総会が開かれました。

初代の農業経営部会長(有)北海ファーム三和の早苗会長、まだ産直などと言う言葉すら無かった昭和50年代前半4000万円の焦げ付きを作ったことが農業経営部会で勉強することの始まりだったそうです。

現在、とかちの牛乳を本州方面へ移送する㈱北海運輸の二代目部会長の沢本社長と十勝でも歴史のある農業生産法人鹿追町の(農)にしかみ経営組合の高橋元組合長、それぞれ部会長時代のお話とこれからの若い農業経営者に対する期待を語っていただきました。

今でこそ全国の同友会の中に農業関連の部会は各地にありますが、このような先輩農業経営者の農業経営部会に対する思いを我々は忘れてはいけないと改めて感じることが出来た記念のパネルディスカッションでした。


3月14日 十勝産小麦100%までの道のり

大阪出張から帰って来ました。昨日の大阪は雨降りで最高気温が20度と我々北海道人にとっては体調を崩しそうな暖かさでした。

先日、今年度最後の農業経営部会の例会が開催されました。

十勝でパンと言えばますやのパン、㈱満寿屋商店の杉山雅則社長に十勝産小麦100%使用の話題提供を頂きました。
1950年創業のますやパンでは今から23年前より今は他界された先代の社長が地元産原料でのパン作りに取り組み始めました。
先代の遺志を引き継ぎ近年、100%十勝産原料に切り替えることに成功しました。

パン製造業界では圧倒的に輸入原料が多く、品質が安定しない地元産原料でのパン作りを試行錯誤を重ねながら取り組んで来ました。
品質が安定しないことでパン職人からは文句も出たそうですが、現会長で杉山社長のお母さんは職人達にいかなる原料であってもその原料で良いパンを作ることがあなた達の仕事だと言って地元産原料を使い続けさせたのだそうです。


地元でパン用小麦の栽培には当初ペーパーポットで苗作りから始めたと言う話には出席者一同から驚きの声が上がりました。

現在、杉山社長は地元のパン屋さんたちと「十勝パンを作る会」を立ち上げたり、自ら石釜を持ち歩き学校などでピザ・パン教室を開催するなどし食育活動なども積極的に行っています。
杉山社長は今後もいかなることがあっても地元で作られた小麦を原料にパンを焼き続けると断言されました。我々もそのパンを買うことによってこれからも「ますやのパン」を応援していきたいと思います。ますます、「ますやのパン」が好きになりました。ますが多すぎますた!(笑)


1月31日 愛知同友会東三河支部農業研究会

1月も今日で終わり、時間が過ぎるのが早く感じます。これを「ジャネーの法則」と言うのだそうですね。今日、聞いていたラジオで言ってました。この法則は生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例するのだそうで19世紀のフランスの哲学者ポール・ジャネが発案したのだそうです。もちろんブログ書き込みのサボりの言い訳なんですけどね。

先日は、関東方面への取引先回りを含め愛知同友会東三河支部の農業研究例会に出席して来ました。

まだ発足間もない東三河支部農業研究会が会員と非会員向けに行った例会で「これからの農業経営を考える」北海道の先進事例から学ぶと言うことでせん越ながら、私と(有)中藪農園中藪社長、㈱大野ファーム大野社長の3人がパネリストとなり、それぞれの経営内容や同友会農業経営部会との関わりを(有)環境テクシスの高橋社長のコーディネートによりお話させて頂きその後、例会に集まられた会員、非会員の方々と質疑応答を行いました。

今回の例会出席は7月にとかちで開催される”食と農”連携グループ全国交流会inとかちのアピールという重要なミッションもあり、例会また例会終了後の懇親会の場でしっかりと任務を遂行させていただきました。

 

翌日は、パネルディスカッションでコーディネーターを努めた高橋さんのまたまたコーディネート兼運転手で、農業関連企業さんや会員企業さんを訪問させていただきました。

非会員ですが、高橋さんの取引先でもあり現在熱心に入会を勧めている創業85年の地元の飼料販売店です。とかちにある飼料会社とも取引があるそうです。輸入飼料やサプリメントなどは全国共通のようでした。


酪農家さんも訪問させて頂きました。地域柄粗飼料畑は全く無く、配合飼料はもちろん牧草も全て購入していました。排泄される糞尿は全て堆肥化され近所の野菜や果樹農家が引き取って行くそうです。変敗したサイレージなどを給与していないせいか意外と牛舎近辺の臭いは少なかったですね。


同友会会員の株式会社 清須ライスセンターさんでは、 精米、加工品のネット販売の他に16町の水田の田植えや収穫などのコントラクター事業も行っているそうです。ちなみに16町歩は200枚ほどの田んぼだそうです。


高橋さんが経営されている(有)環境テクシスさんでは食品工場などから出る廃棄物を飼料化する事業を行なっています。ホワイトボードに書いてあるのは今週の給食の献立ではありませんよ!この地域で有名な「うなぎパイ」もありますね。食料自給率が40%を切り、食品の廃棄と言うことが大きな問題になる中 、高橋さんは大学で勉強した知識を生かして食品リサイクルという立派な仕事を行っていますが最近の飼料高などの影響もあり年々その取り扱い量は増えているようです。


最後は中藪社長のジャガイモや大野社長の牛肉の取り扱いを行っているスーパーサンヨネさんを見学させて頂きました。残念ながら同友会会員企業さんではないのですが地元では生鮮品の取り扱いが良いお店として単位面積売り場の売上金額も全国の中でも有数のスーパーなんだそうです。お昼前の訪問でしたが幅広い年齢層のお客さんが大勢訪れ、店員さん達も活気がありとても明るいお店だと感じました。企業理念が「ステキな会社をつくりましょう」なんて本当にステキですね。中藪さんと店長さんで中藪さんのコロッケを持って!

我々の持つ愛知県のイメージは自動車などの輸出産業しかなかったのですが意外と農業生産でも養豚や養鶏などの畜産を中心として大消費地を控えた葉物野菜などの生産も多いようです。しかしながら経営規模としては家族で兼業が多いと言うのもやはり府県農業の実態なんですね。北海道は経営規模が大きいとはいえ、やはり消費地から離れておりその物流コストがネックになりますが大消費地に近い分、また多様な経営形態の展開の可能性を感じました。いずれにしてもそのための異業種交流を含め同友会を活用した学びは絶対に有効であると思います。


7月11日 これからの十勝農業のモデル?

ずっと高止まりが続いていた穀物の国際価格がさらにここに来て史上最高値に近づいて来ています。主産地であるアメリカ中西部の熱波の影響によりシカゴ穀物市場では前月比でトウモロコシが約40%、大豆も20%の値上がりだそうです。
11日には農務省から需給報告が発表されるようですがどのような内容になるのでしょうか?

そんな状況の中、先週末は足寄・本別地区会による「第5回同友会とかち支部地区会交流会」が開催されました。恒例になった地区会交流会では地元の産業を知ってもらおうということで現地視察を行っていますが、その中の大規模畑作農場と肉牛牧場の2軒の報告をしたいと思います。

いずれの2軒も当社の取引先ですが、まずは本別町の(有)石山農場さんは、畑作農業の先進地であるヨーロッパを幾度も訪れ大規模機械の効率的利用により基本的には本人と農業大学校生の息子さんと二人で200haの畑を耕作しています。十勝の平均的な畑作農家は30haほどですからほぼその5~6倍の面積になります。

格納庫の中で石山さんから説明を受けています。大型コンバインも修理しながら大事に使用しています。

直接、ヨーロッパから買ってきた自走式のポテトハーベスターなど

石山さんのところでは、SRUの会員でもあり肥料や農薬などの投入量も極力押さえ環境に配慮した農業を目指しています。

 

足寄町の(有)北十勝ファームさんでは、現在500頭ほどの日本短角牛を繁殖から肥育仕上げまでの一貫生産経営です。

繁殖は雄牛を放し、自然交配を行っています。

ファームマネージャーの上田さんは、以前、ホルスタインやF1、ヘレフォードなど黒毛和牛以外の牛は全て扱ったことがあるそうですが、いろいろな状況があり、現在の短角牛になりました。短角牛は粗飼料での増体効果に優れており、上田さんのところでも輸入飼料への依存度が極端に低く、地元で出るフスマや米ぬか、などを用いています。自給のデントコーンも肥育仕上げまで使用していますが脂の色などについても特別問題は無いそうです。また牛舎環境面では炭を埋設したり常温で最大の遠赤外線を発するブラックシリカなどを使っているせいで独特の牛舎臭もほとんど感じません。
私自身も幾度かこの短角牛を食べたことがありますが、輸入飼料に頼らなくヘルシーで牛肉本来の味がするとても美味しい肉です。


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