児玉ヘルス商事株式会社
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Archive for the ‘肉骨粉再資源化プロジェクト’ Category

2月11日 東部農業士会冬季研修会

立春から1週間ほどが過ぎ日中の日差しも春に向かって少しづつ変わっているのを感じます。ただ週末は結構荒れるとの予報ですが。

 昨日は、十勝農業改良普及センター東部支所で農業士会の総会が開催され、冬季研修会の場において講師を努めさせていただきました。
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「これからの農業経営をどう考えるか」~地域の資源の活用法~というテーマでしたが、世界的な資源の争奪が十勝農業にどのような影響を及ぼし、特に肥料としてのリン資源の有効な利用、堆肥や現在取り組んでいるナタネ油カスなどの地域の有機物の活用の重要性は客観的なデーターや資料を基にしてお話させていただきました。大学との共同研究の中で勉強させていただいたことが大変役に立ちました。

 元来、一対一でモノを買っていただくの私の仕事ですから、様々な考えを持った大勢の人たちの前でお話をするのは結構難しいことですがこれも自分に対する勉強として良い経験をさせていただきました。
 もっともお話をさせていただいてお礼をいただくのも始めてでしたが。

 今日は祭日です。今年も懲りずにスキーのテクニカル検定受験してきます。また今シーズンもSAJに奉公することになりそうですが。


1月7日 あと1年

今日は7日、松の内も今日までということでお正月気分も今日で終わらなければいけませんね。

今が夏の北半球、近年は干ばつによる農作物被害が伝えられていたオーストラリアですが、今度は大雨による洪水だそうでまたまた農作物や石炭など輸出に大きな影響が出そうとのことで季節に関わらず異常な気象が続いていますが、そのような状況下年明け以降、連日のように
 TPP問題と国内農業の問題が新聞紙上を賑わせています。しかしながら食料の安定的な確保と国内産業の空洞化を防がなければいけないという両面の問題を解決する道はなお険しそうです。

ところで1年後の来年の1月に何が変わるかご存知の方はいますか?

2012年1月までに新たな若令のBSE感染牛がこのまま発見されないければ日本は晴れて?BSE清浄国になります。それは結構なことなんですが問題はBSE感染牛発見以降継続されている国の肉骨粉適正処分事業の行方です。

 現在のところ国は処分のために肉骨粉製造費用、焼却費用を負担していますが、国としてはBSE清浄国宣言と同時にこの事業も中止し、肉骨粉の肥料としての流通再開を目指したかったようですが内閣府の食品安全委員会からは反芻動物の肉骨粉の流通再開は認めないようで、この問題解決までの時間もあと1年です。BSE感染牛発見までは肉骨粉は肥料や飼料原料として使用されていましたがその後、流通は全面的に禁止され、段階的に現在はトリ・ブタ原料の肉骨粉の流通は飼料原料として流通が再開されています。

 牛肉を消費する以上、必ず排出されると畜副産物の再資源化も真剣に考えなければいけないと思いますが?


8月2日 リン資源の危機

8月になりました。相変わらず天候が安定しません。報道などによると全国的な天候不順で野菜の価格も高騰し始めているようです。
 野菜は取れすぎると品質はよくなるのですが価格が暴落し、取れないと品質は悪く価格も高いという宿命を背負っています。

 今朝の日経新聞によると若者を中心に和菓子回帰が起きているという興味ある記事が出ていました。ここ数年で洋生菓子は生産減、和菓子は増加傾向だそうで、原因としては洋生菓子に比べ価格の手ごろ感、餡などの甘みの分かる安心感、、植物性原料から来る健康志向などが背景にあるようです。

 当然和菓子と言えば原料は”餡”、餡といえば十勝と連鎖するわけで、原料の安全性や安心感、品質の差別化からも一時の中国製品よりは国産原料が見直されています。
 それ故に今年のような冷夏で不順な天候はこれから開花時期を迎える小豆などにとっては今後の天候が非常に気になります。
 
  ところで小豆生産に取って、非常に重要な肥料要素がリン酸です。
先日、私が所属している「リン資源リサイクル推進協議会」からの情報で、日経サイエンス9月にリン資源の危機に関するアメリカの学者の記事が掲載されていました。


12月6日 未利用リン資源の活用

農作物を栽培する上で、必要不可欠なリンは、全量をリン鉱石やリン安などの製品として輸入に依存しています。
 リン資源を保有するアメリカは、リン鉱石としての輸出を禁止してから10年近くなります。以降日本はリン鉱石の輸入を中国に大きく依存していましたが、中国国内でも有数のリン鉱石産出地であった四川省が大地震の発生により大きなダメージを受け、結果的に高関税化措置により
輸出規制となり、今日のリン酸肥料価格の高騰へと結びついています。
 中国財政部は12月31日まで、この高関税化を継続する予定のようですが、自国内の資源を温存するのか、もしくは外貨獲得のために輸出を再開するのか分からない状況です。
 いずれにせよ、関税が緩和されたとして若干の値下げは期待できるかもしれませんが、世界的な食料増産の動きから推測すると高止まりの傾向が続くのではないでしょうか。
 
 日本国内には鉱物資源としてのリン鉱石はありませんが、こうした状況を受け、国内にある未利用リン資源の回収技術などを検討課題とした「リン資源リサイクル推進協議会」が設立されるそうです。


7月5日 正しく”ホネまで愛して”

今朝の北海道新聞朝刊に、遺骨を粉末にという記事が出ていました。
日高の新冠町で海への遺骨の散骨を望む人などの要望に応えて、遺族立会いの下で遺骨を粉末化できる「立会い粉骨所」が町内にオープンするということです。
 火葬炉製造の日本炉機工業(東京)というメーカーが散骨や小さい骨壷に遺骨を入れて身近においておきたい、墓や納骨堂が手狭になってきたなどとの社会的な背景によるニーズがあるようで、国内においては東京、島根県に続いて三番目の施設だそうです。
 
 当社は現在、肉骨粉の再資源化事業を手がけていますが、人間の食料としての役目を終えた家畜の遺骨を土に返すというのが考え方の基本です。そして土に返ったホネが、また新たな作物や家畜の飼料となる牧草などの成長を促すという物質循環なのです。
 化学肥料という世紀の発明により食料生産が飛躍的に向上し人間の飢えを救ってきたのは間違いない事実ですが、今朝の新聞の一面にホクレンが化学肥料を75%値上げを発表しました。
 75%ってとんでもない上げ幅だと思いませんか、でも実際にこの値上げ幅でホクレンが大もうけをしているわけではないはずです。それだけ世界の状況は食料不足、また食料を生産するための肥料不足に陥っているのです。この現実をしっかりと受け止めなければいけないと思います。
 
 以前、火葬場の近くの植物は良く育つという話を聞いた事があります。
海に遺骨を撒くのが一般的な散骨(最近は空から撒く事もあるらしいですが)ですが、人間は死んだら土に返るといいます。ここはひとつ、愛している人のホネを土に返してみては。
 


6月22日 環境展

札幌での打ち合わせを兼ね、札幌ドームで開催されていた、北海道洞爺湖サミット記念「環境総合展2008」へ行ってきました。
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帯広畜産大学地域共同研究センターのブースでは、我々の取り組んでいる肉骨粉の再資源化利用のリーフレットをおかせてもらいました。 
 最近の食料輸入に対する不安感や国内農業生産に肥料の供給など、多くの方に興味を持っていただいたのではと思います。
 


6月14日 リン資源の有効活用

 飼料穀物価格の高騰に引き続き、肥料価格も上昇を続けています。
その理由は、もちろん原油価格の上昇に伴う原料のナフサ価格の高騰などですが、原料を100%輸入に依存しているリンの問題は更に深刻な状況です。
 以前から言われてきた事ではありますが、リンは有限資源であり、今まで日本に対し最大のリン鉱石の輸入先であったアメリカは2001年にすでに自国のリン鉱石を全て輸出禁止の措置を取っていた事は皆さんご存知だったでしょうか。さすがはアメリカ、やる事が早いわい!

 その後、日本はリン鉱石の輸入先を中国に頼っていくわけですが、中国政府も自国の経済発展に伴い、国内利用が優先ということでリン鉱石の輸出に対し高関税化し、実質上の輸出禁止措置を取り始めているようです。また最近発生した大地震の被災地、四川は中国国内でも有数のリン鉱石の産出地だそうで、今後、その影響も出てくるのではないでしょうか。

 来月からは、新しい肥料年度に入りますが、まだ農協などが肥料価格が提示できないという前代未聞の状況になっているようです。
 今まで湯水のようにジャブジャブと化学肥料を使ってきた時代はどうやら、方向性の転換を迫られることは間違いありません。好むと好まずに関わらず有機農業の方向へ進むのでしょうか。
 先日、堆肥製造を手がける会社の社長さんが、最近、農家の方の視察が急激に増えたといっていました。 必然的に身近にある肥料資源に注目が行くのでしょう。

 そこで当社が、永年にわたり帯広畜産大学などと共同で研究を行ってきた肉骨粉中のリン資源の活用にも、どうやら注目が集まりはじめました。
(詳しくは“肉骨粉再資源化プロジェクト”のカテゴリーを見てください。)

 そこで、6月19日から21日までの3日間、札幌ドームで北海道洞爺湖サミット記念の「環境総合展2008」が開催されますが、帯広畜産大学地域共同研究センターブースにおいて当社のパンフレットを置かせてもらうことになりました。
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 私も開催期間中に足を運ぼうと考えています。

 


1月8日 肉骨粉が地域資源として認定

平成13年の日本国内で初のBSE感染牛が確認されて以降、焼成骨粉のノウハウを持つ当社と帯広畜産大学などで「肉骨粉再資源化プロジェクト」進めています。
 昨年6月に定められた新法で「中小企業による地域産業資源を活用した事業活動の促進に関する法律」で肉骨粉を地域資源として申請していましたが、昨年12月に正式に地域資源として追加されました。
 現在、我々は帯広畜産大学内に設置された肉骨粉の肥料利用としてのレギュレーションをクリアするべき実証試験を続けており、また今後事業化へ向けての高付加価値な商品開発を進めていきます。畜産副産物資源の地域循環と地域のバイオマス資源の有効活用を目的に更に一歩前進することが出来そうです。


9月13日 わが社にとっては9.11より9.12

 6年前の9月11日、アメリカで同時多発テロが起きました。追悼の様子を伝えるニュース番組が放送されています。
 この翌日、日本では何が起きたか記憶に残っている人の数は間違いなく減っているのではないでしょうか。
 そうです日本で始めてのBSE(牛海綿状脳症)に感染した牛が発見された日なのです。
 この日以降、テレビでは朝のワイドショーから晩の報道番組まで同時多発テロとBSE感染牛の発見の話題で持ち切りでした。
 
 永年にわたり、天然アパタイトという骨のマテリアルをメイン商材としたわが社にとっても、日本で初のBSE感染牛の発見という出来事は、その後、大きな影響が及んできました。
 
 欧州でBSEの発見が相次いだ1996年頃、我々もいち早く輸入商社と連絡を密にし、BSEの原因は蛋白質摂取を目的とした、汚染されたMBM(肉骨粉)が原因で我々のような高温で熱処理され蛋白質を含まないアパタイトは関係ないと聞かされていました。
 しかし、このBSE感染牛発見という出来事から派生した、食の安全・安心、偽装問題、ましてや風評被害などは想像を絶するようなものでした。
 
 おそらくわが社のような零細な一企業などがこのような風評被害に巻き込まれようが、それほどの社会的な影響も無く、事業の継続を絶たれてしまうものと勝手な想像を描いていました。
 
 回りからは同情の声なども寄せられましたが、残念ながら、わが社ににとっては何の解決にもなるものではありませんでした。
 その間、関連行政機関、支庁、取引先JAなどから、連日のように問い合わせの電話が鳴り続けましたが、わが社が原因で発生したのではないと開き直りの気持ちで対応し、地元行政機関では、ら致があかぬと直接農水省とも連絡を取りました。

 翌年の3月に飼料安全法が改正され、わが社のような高温で熱処理された骨灰(アパタイト)、骨炭はBSE感染のリスクが無いものと明確に分類がなされ、とりあえず、首の皮が一枚繋がったなと安殿の気持ちになったのを今でも鮮明に記憶しています。
 
 このBSE騒動以降、帯広畜産大学などとの共同で肉骨粉再資源化PJが始まっていく事になりました。
 
 
 


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