児玉ヘルス商事株式会社
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Archive for the ‘天候’ Category

                                                        11月12日 今年の天気に思うこと                                                      

約5ヶ月ぶりのブログ更進になりました。前回6月の書き込みでは既に今年の未曾有の天候の兆候が現れていたようです。その後7月に入っても降雨と日照不足が続き、決定的だったのが8月に入ってから連続して3つの台風が十勝地方直撃と言う観測史上初の出来事で国道と鉄路が寸断され、未だに道央圏とのパイプは道東道だけという状況が続いています。
連続上陸した台風による大雨で十勝西部を中心に川の氾濫による畑の流失などは単年度だけの損失では終わりそうにありません。早急な国による災害復旧回復が望まれる所です。

私がここ十勝で農業に関わる事業を始めて30年、このような災害は記憶にありません。しかもここ20年近くは作目ごとの出来不出来こそあれ、凶作という言葉など殆ど忘れられていたのでは無いでしょうか。
そして昨年の史上最高の豊作から一転、農業とは天候相手の仕事なのだと言う事を改めて思い知らされる年となりました。そして平年より早い降雪でまだ畑には未収穫の作物も残されています。

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しかしそんな厳しい気象条件下、先日ある取引先の農家の方が凶作を経験したことの無い息子達にとっては身体で体験する貴重な年だったと言う話をされたのが記憶に残りました。

確かに天候は人間の力ではどうすることも出来ない事があります。しかしながら近年の品種改良や栽培管理技術は昔とは比較にならないほどの進化があります。そしてどんなに時代が変わろうとも農業の基本は「土作り」しかありません。これで農業を辞める訳では無いのですから。
「天災は忘れた頃にやって来る」この言葉を胸に来年の営農へ向け、今、何を行わなければいけないのか考える農閑期になりそうです。


8月1日 小麦受難

今日から8月、一昔前の北海道ではお盆が過ぎると涼しい秋風が吹き始めるなどと言われたものですが、ここ近年はどうも様子が違うようで長期予報でも8月はまだまだ暑い日が続くようです。ところが収穫時期を迎えた秋播き小麦にとってはここ最近の梅雨のような天気でコンバインも畑に入れず倒伏し始めている小麦畑を各地で見かけます。一部では穂発芽してしまった所も出ているようです。小麦は倒伏により品質の低下が懸念され、また収穫作業に余計に手間がかかってしまいます。改めて天気相手の仕事である農業のやるせなさを感じますがこのような現象も農業を理解することにおいては大事な事なんじゃないかと思うのです。


5月14日 優先順位

5月も中旬になりましたが、GW中の大雨の影響で未だに乾き切っていない畑が一部に見受けられます。明日からもまた雨の予報が出ています。

農商工連携事業などに関わっていることもあり、本業とは別ですが農業者の方から加工や直接販売、商品作りなどの相談を受けることがあるのでちょっとエラソーに書かせてもらいます。

無責任な国や行政は、これからは六次産業化だ、農商工連携で新たな活路を見出そう!などと一部の先駆者の成功例を引き合いに出し、声高に叫んでいるようにしか私には聞こえないのです。特に最近の気象変動の影響と思われる天候条件化においては質・量ともに安定的な生産を続けていくこと自体も以前にも増して難しくなってきているように感じています。

今の世の中、モノが溢れています。食料自給率が40%と言ったところで、どれほどの人たちが現在の状況に危機意識をもっているのでしょうかTPP議論にしても、農業生産現場以外からのこの問題に関する関心度合いが感じられないのも私だけではないと思います。このような少しまともではないと感じる世の中で農業者自らが生産・加工・販売すべてを手がけて簡単に成功するほどこの国で事業を行なうことは甘くありません。人口が減少していく中、ますますパイの奪い合いも熾烈になっていくことでしょう。

ただ私は六次産業化や農商工連携がダメだと言っているわけではありません。立派に事業化へ結びつけた事例もありますが、もし農業経営をそのような方向へ持っていこうとするならば、今やらなければいけない優先順位があるのではないかと言うことが私が常日頃感じていることなのです。

その一つは、現在の経営の財務内容をしっかりと行うこと、丼勘定や年末にJAへ行ってクミカンの整理で怒られて?いるようではお話にはなりません。しっかりとした黒字経営をしなければいけません。

二つ目として、農業生産のための技術を確立すること、極端な天候の変動がある中、より”安定的に作る技術”が重要になってくると考えます。
以前、ある優秀な農業経営をされている方が、地域平均より生産コストを押さえ、地域平均より上の質と収量を取る生産を継続的に行うことが目標だと言われました。当たり前と言ってしまえば当たり前のことかもしれませんが、それを実践することが農業の難しさなのでしょう。

もっともそれが、実践されれば立派な経営内容になると思われますが、どう考えますか?


1月10日 山椒のような会社をめざして

新年直後の連休が終わり、やっと仕事のリズムが戻って取り戻せそうです。寒の時期を迎えていますが明日頃から低温に関する情報も出ているようで今年の冬は各地で積雪量も多く気温も低いようで冬らしい冬といった感じがします。

正月休みの間に数冊の本を読みました。改めて当社の様な小さな会社の進むべき方向について再認識が出来たような気がしました。

それが小粒だけどピリリと辛さの効いた会社作りです!これを今年のテーマにします。


11月30日 大型化による弊害?

今日で11月も終わります。明日から師走、慌しい1ヶ月の始まりです。
ほとんどの農家さんの外の作業は終わり、作業機械などの冬眠の準備に入っているようです。日本の首相がTPPへの協議参加を表明したことにより今年の冬はいつもと違う冬になるかもしれません。原則として関税撤廃を前提とした交渉がどのようになるのかわかりませんが、特別なことはしないまでも、今まで良いとはわかっていてもなかなか出来なかった基本的なことを見直してみる必要がありそうです。

その一つであろうと思われるのが、最近の機械の大型化による畑への負荷の問題があると思います。

今年、各地で発生したデントコーンの根腐れの原因のひとつとされているのが、畑の排水性の問題、特にデントコーンは連作する畑が多く、収穫作業もコントラクターなどを利用しかなりの重量の自走式のハーベスターや、それを積載する大型ダンプカーなどが何度も畑の中を走り回ります。特に最近の気象傾向では一度雨が降り始めると、期間、一回当たりの降水量が増加傾向にあり、排水が追いつかないといった状況が起きているようです。
牧草地などでも大型のスラリー散布機や自走式の大型モアコンなどの利用により、昔から見るとかなりの踏圧負荷が掛かっているものと思われます。様々な機械の大型化によって効率的に作業が行われて反面、畑の締まりといった基本的な管理をもう一度見直す必要性があります。
先日、ある酪農家さんが一言、言っていました。「今まで、あまりにも何もしてこなかった」と。


10月2日 より重要になる排水対策

最近、SNSのフェイスブックを始めてから、ブログの更新がすっかりご無沙汰してしまいました。以前はミクシィもちょっとやったことがありましたが、フェイスブックほどは、ハマりませんでした。やっぱり実名と顔を出すということにより必然的に書き込みに制限がかかるのが良いのではないでしょうか。コミュニケーションツールとしては、かなり使える値があると思います。

10月に入り、「十勝晴れ」といえるような天気になって来ました。如何せん、降水量が過去3番目に多く平均気温も高かった9月でしたので
豆類に品質低下の被害が多発し、寒冷地作物のビートなどにも高温による病気が出ている圃場も多く見かけます。この気象状況が地球温暖化の影響であるとするのであれば、作物管理はもちろんのこと排水対策もしっかりと行っていかなければいけません。でも考えてみれば昔から良い土というのは「適度な保水性と排水性」を持っているものであって仮にその部分を怠ってきたのであれば改善する余地は十分あるはずです。

九州などでは温暖化の対策として高温でも品質の低下の無い稲の品種改良が行われているようですが、そのうち北海道も高温に耐えるビートの品種改良なんてのも出てくるかも?


9月5日 被害が出ないことを祈ります

速度の遅い台風12号、その分、大雨の被害が本州各地で発生しています。国土の7割を山が占める日本ですから、毎回、土砂崩れなどで被害をくりかえしますが、過去からの土砂崩れでの死者数もかなりの数になるのでしょう。北海道への影響はこれからが本番を迎えますが、今までもかなりの雨が降って作物などの根元も軟弱になっており、台風通過後の吹き返しの強風による作物の倒伏も心配されます。被害が大きくならないことを祈るしかありません。


7月20日 またまた焼肉

 遅い動きの台風の行方が気になりますが、昨日の帯広の最高気温は30℃、で、今日は19℃の予報、相変わらず気温の乱高下が続いていますが、作物の生育は概ね順調のようです。ただ最近の高い湿度の影響で一部で病気も出始めますが、こんな時こそ作物管理の差が出ます。

 放射性セシウムの稲ワラを肉牛に給与してしまった問題ですが、和牛に稲ワラを給与するのは当たり前であって当初、牧草や放牧の中止と同時に規制するべきだったと思うのですが、あらゆる対応が後手後手に回っています。

 なでしこジャパンが凱旋帰国しました。菅総理大臣も「私もあきらめずに頑張る!」と言ったそうですが、ちがう、ちがう!やっぱりこの総理は何か勘違いしてます。

 同友会とかち支部では、地区会交流委員なるものも仰せつかっており、今年度は清水の地区会を担当させていただいています。昨夜は二月に一度、アルコールを入れながらの勉強会「ペケレ大学」が開かれました。

 今月の話題提供者は十勝でも乳製品加工をいち早く手がけた「あすなろファーミング」の取締役で村上牧場代表の村上博昭さんに牧場の経営方針と今後の展開についてお話を頂きました。
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 村上さんは、大学卒業後、デンマークで酪農実習を経験しその後酪農経営を引き継ぎ、現在はお父さんの経営する「あすなろファーミング」へ原料の生乳を出荷しています。土作りを第一に考えた酪農経営がモットーでデンマークの酪農実習で得た経験から環境にも配慮し放牧を中心とした健康な牛群つくりも心掛けています。地域の小学校への酪農体験の受け入れなどにも熱心で「あすなろファーミング」の牛乳は町内の小学校にも利用され手いるそうです。
 
 アルコールが入るのが「ペケレ大学」ってわけで、最近、話題になった「十勝牛玉ステーキ丼」に使用されている「十勝若牛」の焼肉を食べながら交流が始まりました。
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先週の和牛肉とは違って脂は控えめ、たくさん食べるならこっちかな?

 


7月16日 おいしいイチゴ作り

 つい数日前までは、30℃を越える暑さが続いていたかと思えば昨日、一昨日は最高気温が20℃にも満たないという、さすがに体調管理に気をつけないといけません。
 
 そんな肌寒い昨夜は、帯広大正ホルスタイン改良同志会主催の焼肉パーティーに参加して来ました。
1年に1度、1番牧草の収穫が終わったこの時期に毎年開かれている催しですが昨年は口蹄疫の発生に伴い中止になっていました。
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今年は時折、雨が予想されるということで大正農協さんの巨大な馬鈴薯倉庫の中での大焼肉パーティーでした。会場内はみるみる焼肉の煙で視界が悪くなります。
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今年は十勝和牛の食べ放題!さすがに今朝は胃がもたれ気味?

 
 鹿追町の(農)にしかみ経営組合さんは畑作地帯の十勝で早くからイチゴ農園を開業しています。
昨年まで組合長を努めた上原さんがイチゴの生産現場担当に戻り、今月末のイチゴ苗の定植に向けて土作りに余念がありません。
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60坪のビニールハウスに「ペチカ」という品種を植えます。
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スターターに少しの窒素と、今年から「十勝ナタネ油カス」を使ってもらっていますがそのほかにも有用な微生物資材等を施しています。
9月の中旬ころには、おいしいイチゴ狩が体験できますよー!


7月13日 リスクコミュニケーション

 昨日は暑かったです。帯広の最高気温は33.3℃だったとか、タオルを持ち歩いての仕事でした。今年に入っての全国での熱中症による支社が70人を越えているそうですが、まだ7月に入ったばかりですから今後もその数は増えていくんでしょうね。くれぐれも予防対策はしっかりしたいものです。昨日、室蘭の高校野球部員が練習中に熱中症で体調を崩し病院に運ばれたそうですが、室蘭の最高気温は24℃台とのことで、どんな激しい練習していたかわかりませんが24℃で熱中症はちょっといかがなもんか?

 福島県産の牛肉から検出された放射能汚染物質は給与された稲ワラが原因だったようです。この牛肉は千歳市内の飲食店でも提供されていたとか、基準値を超えていたとはいえ毎日この牛肉を食べ続けるわけではないのですから、あまり騒ぐ必要も無いですね。
 先日のユッケによる食中毒といい今回の放射能検出といいご難続きの牛肉ですが検査体制だけは徹底して欲しいものです。ただ、たまに食べるレバ刺しが食べられなくなったのは残念ですが。
 
 先日、たまたま工業試験場と畜産試験場の研究員の方との別々の打ち合わせの席で偶然、同じような話を聞きました。我々日本人というものは事が起こらないと動き出さないというような内容の話で、絶対安全だと言われた原発に然り、日本では発生しないと役所が言い切ったBSEにしろ、結果的に大きな社会的パニックを引き起こしてしまった訳で前提として事故が起きるかもしれないと言う議論が出来ない国のようです。

 アメリカなどでは原発の事故は起きるという前提で対策チームが組織されているようですが日本では全くそのような組織もなく消防署員がホースで水をかけるなどと何ともお粗末な対応しかできないものでした。
 
 関係者間で意見交換や情報の共有を行うことをリスクコミュニケーションというのですが普段日頃からこのことに慣れていない我々日本人はいざ事が起きてから騒動になる傾向があるようです。騒動がおきてからでは冷静な議論すらすることは難しくなります。

 そもそも原子力によるエネルギー依存や食の安全問題などは毎日生活しているすべての国民が興味を持っていなければいけない問題だったのでしょうが、あまりにも我々日本人がそれらのことに対して無関心すぎたのかも知れません。

 


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