Archive for the ‘肥料・飼料’ Category

8月23日 チッソ肥料”ゼロ”の牧場

 盆休み明け以降、天候がパッとしません。週末は良くなるとの予報ですが収穫感謝祭の天気が気になります。

 
昨日は、浦幌町にある浦幌模範牧場で打ち合わせを行って来ました。現在こちらの牧場は指定管理者制度を導入し、昨年まで役場職員として場長を務めていた三宅さんが定年退職し、会社を設立し運営を行っています。
 三宅さんは元々、民間の出身でコスト意識にも優れ全道の多くの公共牧場が赤字の運営を強いられる中、民間コンサルタントなどを活用し立派な黒字の牧場運営を行っています。

 模範牧場では、草の特性を最大限活用し、ここ7~8年は化学肥料を一切施さず、石灰とリン酸資材を中心に土壌診断を適正に行い無駄な肥料は使わずに単位面積当たりの肥料代が一般と比較し半分以下になっています。
 今後はさらなる肥料代の削減と、良質な牧草の生育を目指し、当社もお手伝いをさせていただきます。


8月6日 堆肥までも

 今日から高校野球、夏の甲子園が始まります。息子の野球が終わってもやっぱり高校野球は楽しみです。今年、十勝地区からも久しぶりに白樺学園が出場します。まずは初戦突破目指して頑張って欲しいものです。

 放射能汚染の被害が一段と広がっている中、先日、農政事務所から、放射性セシウムが含まれる可能性がある堆肥等の施用・生産・流通の自粛の通達が届きました。
 
 地力の維持や土つくりに欠かすことの出来ない堆肥ですが、十勝の畑作生産現場でも東北方面からの鶏糞などがかなり流通しているようです。最もほとんどが運賃で東北方面で処理に困っている鶏糞の行き先としてのものと思われますが、今後、東北の養鶏農家やハンドリングが良い有機質として利用していた畑作農家ではどのように対応するのでしょうか。


7月31日 肥料造粒実験

 7月の最後は、雨模様になりました。小麦の収穫は順調に進んでいるようですが、昨年の秋の播種時から全面的に導入された新品種「キタホナミ」、どうも芳しくないようです。従来の「ホクシン」に比べ2割ほど収量が多いといわれていましたが、その割には倒伏している畑もほとんど見当たらなかったですし、収穫が早いところで22、23日では早く上がってしまったとしか思えません。
 このままでいくと十勝の小麦は3年連続で不作となってしまうのでしょうか?

 先日、当社の新商品「ボーンエースR骨炭」を紹介しました。これは本州の製糖メーカーでろ過材として利用された骨炭で正式に特殊肥料としての届出もされているものですが、一部に粒子が細かすぎるものがあり、機械散布でのハンドリングを良くするための実験を「株式会社リープス」「工業試験場」などの協力を得て行っています。

 昨日、一昨日と中標津町にある「株式会社バイオマスソリューションズ」の肥料製造施設にて実験を行って来ました。
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これが造粒に使うパン型造粒機、
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構造は至ってシンプルなんですが、回転数、角度、水分など造粒には熟練技が必要です。
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骨の炭という原料の特性から、かなり造粒は難しいものがあります。
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造粒実験は黒い粉との格闘でしたが何とか造粒の目処が立ちそうです。


7月16日 おいしいイチゴ作り

 つい数日前までは、30℃を越える暑さが続いていたかと思えば昨日、一昨日は最高気温が20℃にも満たないという、さすがに体調管理に気をつけないといけません。
 
 そんな肌寒い昨夜は、帯広大正ホルスタイン改良同志会主催の焼肉パーティーに参加して来ました。
1年に1度、1番牧草の収穫が終わったこの時期に毎年開かれている催しですが昨年は口蹄疫の発生に伴い中止になっていました。
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今年は時折、雨が予想されるということで大正農協さんの巨大な馬鈴薯倉庫の中での大焼肉パーティーでした。会場内はみるみる焼肉の煙で視界が悪くなります。
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今年は十勝和牛の食べ放題!さすがに今朝は胃がもたれ気味?

 
 鹿追町の(農)にしかみ経営組合さんは畑作地帯の十勝で早くからイチゴ農園を開業しています。
昨年まで組合長を努めた上原さんがイチゴの生産現場担当に戻り、今月末のイチゴ苗の定植に向けて土作りに余念がありません。
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60坪のビニールハウスに「ペチカ」という品種を植えます。
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スターターに少しの窒素と、今年から「十勝ナタネ油カス」を使ってもらっていますがそのほかにも有用な微生物資材等を施しています。
9月の中旬ころには、おいしいイチゴ狩が体験できますよー!


5月26日 北と南のコラボレート

 今日の帯広の予想最高気温は25度の夏日、若干遅れ気味の農作物にとっては良い温度でしょう。
 
 足寄町でボーンエース畜産用を使用していただいている、高野牧場さんの牛舎の横では平年より少し遅れの桜が咲きました。
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先日、桜前線が稚内にゴールインと書きましたが、実はこちらの地域の方が日本で一番遅い桜の開花かも?

 昨年から、「十勝ナタネ油カス」を使用いただいている、宮崎県日南市の「まるひげ農園」永倉さんから大きく立派な完熟マンゴーが届きました。
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 完熟すると枝からポトリと落ち、それを枝にくくりつけたネットで受けるという手間をかけた一品で、そのまんま東知事が宣伝していたあの高級品です。中々自分で買って食べることは無いかもしれません。
 元々品質の高いマンゴー作りのために有機質肥料である輸入のナタネカスを使用されていた永倉さんでしたが、ご縁が会って「十勝ナタネ油カス」の品質の良さを気に入って使っていただきました。北海道と宮崎のコラボレート商品とでもいったところでしょうか。


4月5日 何でもやります!

新年度に入りました。ただでさえ忙しいこの時期なのに今年は東日本大震災の影響などで一時的に物流が途絶えたりとスケジュールが大幅に狂っています。
 しかしながら肥料などという商品は、春の使用時期を逃してしまうと一年がすべてパーになってしまいます。何とか最悪のモノが入ってこないという状況は避けることが出来ましたが、同友会の会員企業さんの協力を頂き現在、急ピッチで骨炭の詰め替え作業をやっています。
 如何せんホネの炭ですから、このようなことにもなります。
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まるで、一番方上がりの炭鉱夫?


1月20日 EMボカシ

ここ数日、日中の気温がプラスになり何となく春の陽気を感じます。ただ道内の日本海側では大雪の影響による事故や建物、ビニールハウスの倒壊などが出ているようです。少雪から一転して大雪とこれも異常気象の一つなんでしょうか。

当社の取り扱い商品にEMフィードというものがあります。米ぬかをEM菌(有用微生物群)で発酵させたもので通称EMボカシなどと呼ばれていますが、主に肉牛農家の方に使用していただいています。本州の方ではEM牛などのブランドで販売されている事例もあるようです。

芽室町にある障害者施設「柏の里めむろオークル」では15年ほど前より障害者の人たちの作業によりEMボカシを製造し、町内などを中心に生ゴミ処理や家庭菜園用に販売を行っていてリピーターも多く人気の商品になっています。
ここの施設課長の勝俣さんとは古くからの知り合いで先日伺ってきました。
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こちらでは米ぬかや籾殻を原料に1ヶ月ほど時間をじっくりとかけてボカシを作ります。
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24℃に保たれた熟成庫で嫌気性発酵を促します。
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乾燥させて出来上がったEMボカシ、甘酸っぱいいい香りがします。
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EM菌というのは沖縄琉球大学の比嘉先生が作ったものですが、一時ブームになりその後、様々な事情により賛否を巻き起こしたようですが
なんだかんだ言っても当社の取引先の肉牛農家の皆さんからはいいものとの評価を受けています。
農業資材もいろいろなモノがありますが、永く続いている商品というものは最近流行の言葉曰く「何か持ってる」んですね。

これから「十勝ナタネ油カス」のボカシ作りの試験を「柏の里めむろオークル」さんで始めることになりました。
うまくいけば施設に通う人たちに仕事をしてもらいたいと考えています。


11月1日 肥料価格が上がってきた

今日から11月、11月のスタートは帯広は雨になりました。

今朝、新聞を読んでいたら今日は「本格焼酎・泡盛の日」なんだそうですね。12月になると飲む機会が増えるので11月は肝臓を休ませる月にしたいのですが、月初めから焼酎の日ではね?

また、どうやら肥料価格が値上がりを始めているようです。2年前の異常なほどの値上げ以降下落傾向にあった化学肥料の価格でしたがここに来て新興需要国の需要拡大が原因のようです。世界的な資源の争奪状況下では円高差益も関係ないようです。先日のブログでも書きましたが、肥料の削減技術や身近にある有機物などの有効活用も含め今後の営農戦略を練っていかなければいけませんね。


10月31日 ナタネカス袋をリニューアル

今日で10月も終わり、先週、札幌では中山峠のスキー場がオープンしたそうです。10月中のオープンは初めてだとか、かと思いきや来週の後半からは異常な高温になるとの予報が出されました。まるでジェットコースターにでも乗っているような気温の変化です。

突然浮上してきたTPP問題、その裏にはアメリカの日本へ向けての主食である米の輸出が控えているとか。グローバルな時代の中で且つ資源や食料確保の問題などを抱える昨今、スピーディーで且つ慎重な難しい対応を迫られています。

私が社外取締役を引き受けている㈱エコERCから十勝産ナタネ油の贈答用セットが発売されました。
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これからの季節、お歳暮にいかがでしょう。

そして、ナタネ油を搾ったあとにできるのがナタネ油カス、今年の春から販売を始めた商品名「十勝ナタネ油カス」は来年へ向けて包装を一新しました。
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家庭菜園用としては中身が見えることが必須条件です。10kg入りと2kg入りの2種類がありますが価格は10kg入りが1050円、2kg入りが300円です。

先日は、帯広畜産大学の学生さんに袋詰めのアルバイトをしてもらいました。
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10月30日 未来の農業

いやぁー、日ハム引き当てましたね斉藤佑樹の入団交渉権、あとは本人が云々言わずに北海道へ来るのを待つだけですね。来年パリーグは一段と盛り上がること間違いないでしょう。

先日、農経部会10月の例会が開催されました。今月は先進農業技術を学ぼうということで自動化・ロボット技術の研究開発動向の話をうかがいました。
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北大の野口先生からは「地理空間情報を基盤とした農業の自動化・情報化」のテーマで、日本農業の現状とロボットへの期待、GPS/GISを活用した自動化・ロボット化の動向、農水省委託PJで「農作業の軽労化に向けた農業自動化・アシストシステムの開発」”超”精密農作業ロボットシステムの項目に分け十勝のフィールドで実験を行ったことや、アメリカではすでに4割の農家がGPSを導入して営農を行っている実態を話されました。
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続いて地元ズコーシャ総合科学研究所GIS推進室の榎本吉典さんからはGISを利用した化学肥料の削減・環境負荷低減を目的とした「自動可変施肥システム」についての実践例の報告が行われました。
 この技術は無人ヘリコプターにより畑の上空から土の肥沃度を測定し、それをマップ化しPCと連動した施肥機で畑の場所によっての施肥量を加減し無駄な肥料を使用しないという技術です。
 実験結果から収量は変わらずに3割の肥料を削減できた例もあるそうです。

余談ですがズコーシャの榎本さんは今年の夏から自転車お友達です。

 農業生産現場ではすでにロボットを活用した搾乳や哺育作業が現実的に活用されてきており、必ずしも非現実的な話ではないという思いでお話を聞かせていただきましたが、GPS利用などに関してはアメリカと携帯電話などの電波に関する法律の違いもあり環境整備面からの問題もあるように感じました。世界一人件費の高い国で農業を行っている国だからこそ技術立国日本の力を農業の世界でも生かして欲しいものと思います。


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