Archive for the ‘肥料・飼料’ Category

10月19日 牛炭化物はリン肥料として確実な肥効を示す

今朝は帯広で平年より7日遅れの初氷が観測されました。道内各地でもこの秋一番の冷え込みになったようですが、確実に冬に向かっていることは間違いないようですね?
 
 昨日は、死んだ牛を炭化し肥料利用の研究を行っている酪農学園大学の松中先生のところへ伺ってきました。
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すでに農業新聞や日経新聞などにこの研究のことが掲載されましたが、直接詳しい内容を聞かせて頂きました。
今のところ、死亡した牛やと畜された牛の骨などを肥料利用するには法律上の制限がありますが、リン肥料としての高い肥効があることは間違いないようですし、当社が永年にわたり取り扱ってきた「骨炭」の肥効が改めて実証されました。

なお、この松中先生の研究は先月札幌で開催された日本土壌肥料学会でも発表され、12月には同じく札幌で開催される日本土壌肥料学会北海道支部秋季大会北海道草地研究会発表大会で発表されます。


10月14日 肥料資源の確保

ここに来て、降雨の日が多いような気がします。猛暑でありながら湿害に見舞われた年でしたので収穫の終わった畑では排水対策としての暗渠工事も各地で積極的に行われているようです。

農産物の生育には欠かせない肥料ですが、先日の日経新聞で肥料原料の世界的な争奪競争の中でどう確保するのかという特集記事が掲載されていました。
 一般的に肥料のチッソ、リン酸、カリは三大要素と言われますが、工業的に生産可能なチッソ以外のリン、カリはそのすべてを輸入に依存しています。また100%輸入に頼るリンに関しては原料となるリン鉱石の輸入先は中国が大きなウエイトを占めます。
 爆発的な人口増加と経済発展に伴う食料確保を行わなければいけない国内事情から察するに果たして安定的な肥料原料の輸出をわが国に対して行ってくれる補償などどこにも無いのではないでしょうし、様々な問題を抱える昨今の日中関係から考えるとレアアースの輸出規制などが容易に考えられるのではないでしょうか。
 仮に輸出を継続がされるとはいえ、以前のアメリカのように原料の輸出は禁止し付加価値を高めた製品(リン安)のような形での輸出形態をとる可能性だって大有りだと思います。
 いずれにせよ肥料価格の上昇は避けて通れないことは明らかであるならば、今まではコスト面の問題などがあった国内の肥料資源の利用の可能性を早急に見出すべきと考えます。
 先日、飼料工業会の専務理事さんと帯広で懇談した際、世界的には飼料も肥料も原料の確保は、もはや商社などの民間レベルでは太刀打ちできず国家レベルでの交渉ごとだと語り、そこでの国としての危機意識の低さに憤りを感じると話していたのが印象的でした。


9月29日 優れたリン酸の実証

中国漁船船長逮捕に端を発した尖閣諸島問題でハイブリッド車などに使用されるレアアースの輸入が停滞している問題ですが、ハイテク関連に限らず農業界ではリン資源は鉱物資源として日本国内に存在しないためその多くを中国からリン鉱石という形で輸入しています。

以前、このブログでも書いたことがあると思うのですが、西暦2000年頃まではリン資源はアメリカからの輸入が多くを占めていましたがその後、アメリカは原料としてのリン鉱石を輸出禁止の措置を行い、リン酸アンモニウムという製品の形にし輸出しています。

食料自給率の向上も大事かもしれませんが、実は農作物を作るための肥料(リン酸とカリ)もその多くを輸入に頼っているのです。

そんな中、今月札幌で開催された「日本土壌肥料学会」で酪農学園大学の土壌植物栄養学の松中照夫先生が食肉加工に利用された家畜の骨を炭化させ、そこに含まれるリンが非常に優れた肥料効果を表すとの発表をされました。
 正しく当社が永年に渡って販売を行ってきた「骨炭」のことなんです。
 
松中先生は、当社らが帯広畜産大学と「廃肉骨粉の再資源化」の共同研究のことも存じ上げていただいていましたので近々お会いし情報の交換をさせていただく予定です。


7月24日 咲いて良い花、悪い花?

昨日は、二十四節季の大暑一年で最も暑い日といわれますが、帯広は6月に36度を記録しただけに昨日の最高気温32.4度も涼しく?んなことはないです。やっぱり暑いです。
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足寄町の放牧地では暑さに弱いホルスタインが木陰にかたまり、じっと暑さをしのいでいます。

この時期、畑では様々な作物の花が咲いています。ジャガイモ、豆、かぼちゃ、そば等々、ほとんどの作物は花が咲くことにより実をつけますが、花が咲いてしまうことがダメな作物もあります。
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その代表的な作物が”ダイコン”です。

ダイコンは生育途中で極端な低温に見舞われると塔が立ち、花が咲いてしまうと商品価値が著しく低下してしまうのですが、大樹町の大志農園さんのダイコンはちょっと状況が違いました。大樹町はダイコンの産地ですが、ご他聞にもれず大半の圃場で花が咲いてしまいほとんど収穫が無い中、大志農園さんのダイコンだけが品質低下がほとんど無く、JA担当者からはとにかくあるだけ出荷してほしいとのことだそうです。大志農園の大石さん曰く、もしかしたらこれが聞いたのかなぁとのことで、見せてもらったのが下の液体?
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詳しいことは企業秘密!ってなわけではないですが詳細を知りたい方は、問い合わせください。


4月24日 ユメロマン

行政刷新会議の事業仕分け第2弾が始まりましたね。今回は省庁などが管轄する独立行政法人が仕分けの対象となるようですが蓮訪先生前回と違ってずいぶんやさしい語り口ですがどうしちゃったんでしょうか、でもこの語り口の方がなんとなく怖いですねー!

取引先の静内農業高校へ配送も兼ねて行ってきました。静内農業高校さんからは以前から骨炭を使用していただいていますが、今月から「ボーンエース競走馬用」も使用していただくことになりました。
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静内農業高校と言えば、「ユメロマン」ですよ!高校生が育てた馬で一躍有名になり中央競馬3勝を上げ、8歳になり現在は馬術部の乗馬馬として余生を送ってます。
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今年、生まれた若駒ですが、担当の杉本先生によると近年、可骨形成が弱く「ボーンエース競走馬用」を使用することになりました。今後の成長が楽しみです。


3月4日 方針転換だそうで

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我が家の娘が通う中学校の樹木に氷の花が咲きました。このような光景が見れるようになるのも春が近づいている証拠でしょうか。

先週の今頃はオリンピックの結果に一喜一憂していましたが、スポーツを見るのもやるのも好きな私にとっては女子プロゴルフの宮里藍ちゃんの快挙にも驚きました。昨日からはファイターズのオープン戦が本拠地札幌ドームで始まりスポーツの話題は尽きないですね。
 今週末は幾度の不合格にもメゲずに阿寒でのテクニカル検定を受けてきます。

今朝の北海道新聞の一面にJAグループ北海道が農業法人などの新たな顧客獲得のために営業強化という記事が出ていました。農家経営を圧迫するとの理由から企業が出資する農業法人へは積極的な営業活動を行ってこなかったようですが、個人農家の数が減少していく一方、増加する農業法人に対して背に腹は変えられなくなったと言うところでしょうか。
 ただ今までのような個人農家に対するような楽な営業活動にはならないと思いますが。
 


2月24日 春だ、家庭菜園の季節だ!

ここ数日、やっと寒い冬のピークが過ぎたのを感じさせる日が続いています。今朝のラジオでも東京では2月の気温が20数年ぶりに低かったと言っていました。ところで春の訪れといえば何といっても家庭菜園でしょう!(ちょっと強引か?)ってなわけで今年から販売を始める家庭菜園用のナタネ油カスの袋詰め作業を人材派遣を入れて行いました。ナタネ油カスは植物性の有機肥料の王様とも言われますが、ホームセンターなどで販売されている一般家庭菜園用のナタネ油カスは、中国やカナダなどからナタネを輸入し、それを日本国内の製油メーカーが搾油し、その搾りかすが肥料として出回ります。(もちろんナタネは100%遺伝子組み換えです。)
 当社が今年から販売を行うナタネ油カスは、ほとんどが十勝管内(一部道内産もあり)で栽培された非遺伝子組み換え品種で溶媒抽出を行わずにコールドプレス製法で搾っていますので安心して使える肥料です。今年は発売を記念して安価で提供します。コープ札幌の宅配事業でも販売をする予定もあり、農業向けでも野菜栽培や、こだわりの作物作りには十分使える価格設定を考えています。
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時々、人材派遣を使って作業をすることがあるのですが、きれいな仕事をしてもらいました。常時このような人を使い安定的な仕事を創出してあげればいいんでしょうけど?

 いよいよ今日はメダル獲得本命の女子フィギュアが始まりますね。世界選手権チャンピオンになった複合団体も残念ながら6位に終わってしまい、これが最後のメダルチャンスになりそうな感じですが?


2月18日 また肥料価格も上がりそう

やっとメダル取れましたね。これで前回のトリノの1個は上回りましたが、やっぱり金は欲しいですよね。
昨日の日経新聞で肥料原料価格がアジア市場で上昇との記事が出ていました。数年前、硫安などが一時期逼迫し、平成20年には肥料価格が高騰し、その後若干の値下げが行われたものの、あっという間にまた原料価格の上昇と、もはや肥料が安い価格で安定的に供給される時代ではなくなってきた様相です。資源インフレと販売価格のデフレという構造が肥料メーカーの経営も圧迫し始めるのではと思われます。今後の農業経営に及ぼす影響も懸念されます。


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