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11月9日 地区会交流会in広尾・大樹
尖閣諸島沿岸の中国漁船衝突問題、国は犯人探しに躍起のようです。しかしそれだけ重要な情報の管理があまりにもお粗末すぎやしませんか。日本国民誰しもが興味を持ち、ごく一部の国会議員だけにしか公開されなかった映像があっという間にネットを通じて配信されてしまう。この国の情報管理の甘さと、ネットの恐ろしさを感じずにはいられません。
第3回を迎えた同友会帯広支部地区会の持ち回りで開催されている「地区会交流会」が先週末、十勝南部の広尾町、大樹町で行われました。私も今回はCO2の排出削減に協力しようと自転車で現地入りしました。
十勝といえば広大な平野に広がる農地のイメージが先行しますが、広尾町、大樹町はともに港を抱え海の幸にも恵まれた地域なんです。
そのせいか海の幸を目当てに?今回の交流会では60名ほどの会員が集まり交流を深めました。
地区会交流会恒例の視察研修では、大樹町で雪印乳業㈱大樹工場、航空公園にある宇宙航空研究開発機構実験場、群馬県前橋市に本社を置く漬物メーカー「たむらや」大樹工場、広尾町では先日竣工したばかりの「とかち飼料」、サンタランド、などを見学しました。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)の実験場
Q.ここで問題です。群馬県前橋市に本社がある「たむらや」の工場がなぜ、遠く離れた北海道の大樹町の港の横に出来たのか?(答えはあとで)
先月竣工式を終え、現在来春からの本格生産を開始する「十勝飼料」現在、日本国内最大の生産規模を誇る飼料工場です。
日本国内で唯一、ノルウェーのオスロから指定を受けたサンタランドではクリスマスには一足早いハンドベルの演奏をしていただきました。汚れた心に染み渡る純粋な音色でした?
普段、見ること聞くことのない地域の産業や製造業など、改めてじっくりと見ることが出来ました。夜の交流会には大樹町町長、広尾町副町長も駆けつけ、夜遅くまで海の幸、山の幸を味わいながらの交流が続きました。
A.先ほどの問題の答え 漬物工場では大量の水を使用するため水道料、水処理費用の安い地域であるがそれ以上に、創業者の遺言で漠然と将来は北海道の太平洋沿岸に工場を作れとの教えを守ったのだそうです。すごい話ですなぁー!(蛇足ですが、漬物の原料も一部地元産もありましたが、やはり中国産が圧倒的に多かったです。これも現実なんですね。)
9月20日 新得町観光大使
今日は「敬老の日」全国で80歳以上のお年寄りが826万人と始めて800万人を突破したそうです。65歳以上の高齢者も前年に比べて46万人も増え急激に高齢化が進んでいるのを実感します。当社も零細企業ながら高齢者の経験を生かした人材活用方法も考えていかなければいけないかなと思います。
同友会地区会活性化委員として新得地区会を担当させていただき例会出席も今のところ皆勤賞を続けています。先日9月の例会が帯広信用金庫執行役員で地域経済振興部長の秋元和夫氏を話題提供者に迎え開催されました。
秋元さんは日銀帯広出張所長時に新得町観光大使を引き受け、日銀を中途退職後帯広信用金庫の誘いを受け執行役員として現在帯広に単身赴任をしています。
海外勤務や本店内でも地域振興を担当され多くの誘いの中でも退職後に十勝を選んだ理由について地域資源に恵まれとても将来性を感じる地域であるのがその理由であったとお話されました。
日本に2ヶ所しかない「クラブメッド」や本州でも人気のあるサホロスキー場などの知名度は高いが、「新得そば」はそれほど知られていないという事実、現在、新得町を挙げて取り組んでいる「新得地鶏」をどう盛り上げていくかなど地域の強み、弱みをしっかりと認識することや何も大企業を誘致することだけが地域の活性化につながるわけではなくむしろ企業誘致で失敗した例など日本全国を飛び回った経験の中からの数多くの話題を提供していただきました。