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10月10日 新得地区会主催による地区会交流会
今日は体育の日で休日です。この日だけ運動するのではなく、日頃から継続的に適度な運動を心がけたいものです。
一昨日、同友会とかち支部地区会交流会が今年は新得地区会の会員の皆さんの協力によって盛大に開催されました。
私も昨年は地区会活性化委員の一人として新得地区会の例会に毎月欠かさず出席させていただき、熱気溢れる地区会会員の皆さんと多くのことを学ばせていただきました。
その新得地区会主催の地区会交流会となれば出席しないわけにはいかなく、ことしも朝6時過ぎに家を出て交流会会場の新得山スキー場ロッジまで40kmほどの道のりを自転車で参加しました。
地区会交流会は、とかち支部にある七つの地区会がある町村の産業や名所を見て歩き、お互いの町村を知ること地区会会員同士の交流を図ることが目的です。
新得町は十勝管内の一番西側に位置し、国道38号線を富良野方面から来ると十勝の玄関にあたります。クラブメッドのあるサホロスキー場や一本化された北海道立畜産試験場などのほか、水力発電所がいくつもある発電の町としても知られています。(これは私は知らなかった。)
まずは畜産試験場の見学から概要の説明を受けてます。
畜産試験場から近くにある道内ナチュラルチーズの草分け、新得共同学舎農場の視察とチーズの試食。フリーバーンの牛舎は炭を埋設し微生物資材を給与し、不快なにおいを抑制するとともに良質なチーズを作るための品質の良い生乳を生産しています。チーズの熟成庫に使用されている石は私の札幌の実家近くから彫られている札幌軟石を使用しています。
お昼は、一度スキー場ロッジへ戻り、新得といえば”そば”ということでそば打ち体験です。広尾地区会から参加の(有)ミックランデーリィ角倉社長も張り切ってます。
午後からは新得町市外から40kmほど離れたトムラウシ地区にある㈱ドリームヒル、ここではエゾシカの捕獲からと殺、解体までを行っています。現在、増えすぎたエゾシカの農業への食害が全道で年間50億円ほどになるといわれていますが、このような適正な形で捕獲、解体処理が行われることにより、鹿肉イコール臭いといった偏見も無くなっていくのではないかと思います。ちなみに天然の鹿肉は生育期間中に抗生物質や薬などの投与をされていないのでペットフードとしてはとても人気が高いのだそうです。
シカの次は牛って訳ではないですが、新得地区会の会員でもある(有)友夢牧場を見学させていただきました。(有)友夢牧場さんは搾乳専門の牧場として現在800頭ほどの搾乳を湯浅社長曰く”変則4回搾乳”を行っています。
今回の新得地区会で行われた地区会交流会には過去最高の70名を越える会員が参加しました。その場に行ってその場にいる人たちのお話を聞くことによって初めて知ることが多くありました。まず身近な地域のことを知ることが大事だあるということを毎回ながら再認識すると共にまた新たな仲間との有意義な交流が出来た今年の地区会交流会でありました。来年は足寄での開催が予定されています帯広から60km離れていますが来年は自転車での参加仲間が増えそうです。
9月8日 清水地区会8月例会参加報告
台風が過ぎ去りました。速度が遅かったせいもあってか、全国的には平成に入ってから最大の被害と死者数が出たようです。十勝でも40年ぶりに避難勧告が発令された地域もあり、一部では収穫を控えた畑での冠水の被害も出ています。
台風一過で久しぶりの青空が広がりましたが、今日の予想最高気温は30℃で、来週からは高温に関する注意報も出ているようです。もう暑さはいらない季節なんですけどね。
先日は、清水地区会の8月例会が開催されました。今回の話題提供者は農水省の試験研究機関(畜産試験場・茨城県つくば市)と日本大学生物資源科学部において家畜栄養科学、飼料学の研究と教べんを取られ平成19年に生まれ故郷の清水町御影に戻られた阿部亮先生にお願いしました。
阿部先生は大学退官後、現在も多くの公職につき現在は自宅内に活動拠点の「御影庵」を置き執筆活動など多忙な生活を送られています。
話題提供の中では、高度経済成長と農村社会の変遷やTPP問題、有機JAS法に関わる委員を務めた経験などから、地域の活性をいかに高めていくかが主要な話題でしたが、情報が溢れる時代、我々、一人一人が情報媒体(マスメディア)を使い分けることが大事であると強調されました。