児玉ヘルス商事株式会社
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5月14日 優先順位

5月も中旬になりましたが、GW中の大雨の影響で未だに乾き切っていない畑が一部に見受けられます。明日からもまた雨の予報が出ています。

農商工連携事業などに関わっていることもあり、本業とは別ですが農業者の方から加工や直接販売、商品作りなどの相談を受けることがあるのでちょっとエラソーに書かせてもらいます。

無責任な国や行政は、これからは六次産業化だ、農商工連携で新たな活路を見出そう!などと一部の先駆者の成功例を引き合いに出し、声高に叫んでいるようにしか私には聞こえないのです。特に最近の気象変動の影響と思われる天候条件化においては質・量ともに安定的な生産を続けていくこと自体も以前にも増して難しくなってきているように感じています。

今の世の中、モノが溢れています。食料自給率が40%と言ったところで、どれほどの人たちが現在の状況に危機意識をもっているのでしょうかTPP議論にしても、農業生産現場以外からのこの問題に関する関心度合いが感じられないのも私だけではないと思います。このような少しまともではないと感じる世の中で農業者自らが生産・加工・販売すべてを手がけて簡単に成功するほどこの国で事業を行なうことは甘くありません。人口が減少していく中、ますますパイの奪い合いも熾烈になっていくことでしょう。

ただ私は六次産業化や農商工連携がダメだと言っているわけではありません。立派に事業化へ結びつけた事例もありますが、もし農業経営をそのような方向へ持っていこうとするならば、今やらなければいけない優先順位があるのではないかと言うことが私が常日頃感じていることなのです。

その一つは、現在の経営の財務内容をしっかりと行うこと、丼勘定や年末にJAへ行ってクミカンの整理で怒られて?いるようではお話にはなりません。しっかりとした黒字経営をしなければいけません。

二つ目として、農業生産のための技術を確立すること、極端な天候の変動がある中、より”安定的に作る技術”が重要になってくると考えます。
以前、ある優秀な農業経営をされている方が、地域平均より生産コストを押さえ、地域平均より上の質と収量を取る生産を継続的に行うことが目標だと言われました。当たり前と言ってしまえば当たり前のことかもしれませんが、それを実践することが農業の難しさなのでしょう。

もっともそれが、実践されれば立派な経営内容になると思われますが、どう考えますか?


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