お客様の声

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唐津酵素農法・酵素肥料をお使いいただいたお客様の声をご紹介します。

《事例29》平成31年2月 「比較してその違いを実感しました」 広尾町中豊似 ㈲サンタドリームサプライ 山本利浩さん

 十勝最南部に位置する広尾町、㈲サンタドリームサプライさんは、平成17年に設立されたTMRセンターです。現在の管理面積はデントコーン150ha、牧草地250ha、合計400haで、ここで収穫された粗飼料をベースに濃厚飼料やサプリメントなどを混合し、9戸の酪農家へ供給しています。現在TMR部長を務める山本利浩さんは、自らも経産牛170頭ほどの酪農を営んでいますが、現在は牧場を主に娘夫婦にまかせて、TMRセンターの運営に専念されています。

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 十勝中央部と比較すると積算温度も低く、厳しい条件にある広尾町ですが、㈲サンタドリームサプライさんでは平成29年よりデントコーンの除草剤茎葉処理時に「唐津酵素」を混用して使用して頂いています。同年9月に十勝を襲った台風の風雨によって、最終的には倒伏の大きな被害を受けましたが、極早生の75日という品種では、その生育過程において明らかな差を感じたと話されました。

 平成30年には、唐津酵素と同様の資材があると、ある資材販売業者からのセールスを受け、それならばと比較試験を試みたそうです。すると「唐津酵素」の方が明らかに初期成育などで差が見られたそうで、近隣地域ではデントコーンの収穫量が大きく減収していた中でも、㈲サンタドリームサプライさんでは、平年と比較しても遜色の無い収穫量を維持することができました。

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平成30年産 唐津酵素を使用した圃場の様子

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比較試験圃場の様子

 TMR部長の山本さんは、北海道TMRセンター協議会の代表幹事や、十勝のTMRセンター連絡会議の代表も務めるなど多忙な毎日を送っていますが、その集まりの中でも「唐津酵素」の話題を提供して頂き、今年は北海道内のTMRセンターで「唐津酵素」の使用を検討している所もあります。山本部長は今後とも地域のTMRセンターとして責任をもって、良質な粗飼料の確保に努めていきたいと語られました。

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《事例28》 平成31年1月 作物の反応の良さに期待が持てます 美瑛町 本山農場

「丘の町美瑛」のフレーズで有名な、観光資源に富んだ上川郡美瑛町で4代目の畑作農家を営む本山忠寛さんは、経営面積約130haの中で小麦30ha、ビート15ha、たまねぎ65ha、アスパラ10ha、63棟のビニールハウスでトマトの栽培を行っています。世界中から訪れる観光客に喜ばれている美しい丘陵地帯の景観も、農業を営む条件としては傾斜地が多く、決して恵まれた条件ではない中で、多くの苦労を乗り越えながらも着実に規模を拡大し、美瑛町でも有数の大規模農家となりました。

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笑顔でお話しする本山忠寛さん

 

 本山農場さんは、両親と忠寛さんの弟、そして忠寛さんご夫婦を中心に、通年雇用・季節雇用・海外実習生を合わせて25名程の従業員を雇用しています。「農業で雇用を生み出して地域に貢献したい」と、将来の展望を熱い想いをもって語ってくれた忠寛さんと、忠寛さんの相棒ともいえる存在で、トマト担当の責任者である金子さんに「唐津酵素」のバイタルシリーズについての感想を伺いまいした。

 本山農場さんは、バイタルシリーズを2018年より使い始め、ビート・たまねぎ・トマトを中心に積極的にご使用いただきました。2018年の上川地方も天候不順が続き、作物栽培には厳しい条件となってしまいました。唐津酵素に関して「最初は半信半疑だった」と話されていた本山さんですが、天気が悪く生育不順に陥っていたたまねぎにBバイタルを散布したところ、その回復の速さに驚いたそうです。結果的には平年の6割程度の収穫量に留まりましたが、それでも窒素同化が促進されたことによって品質が高まり締りの良いたまねぎができました。また、雨の多い年であったにもかかわらず、腐れの少なさに満足されていました。

 トマト栽培にもバイタルシリーズを使用いただきました。トマト担当の金子さんを中心に、生育に応じてB・CA・MGの3種を灌注・葉面で混用散布しました。収穫量としては平年を下回ったものの、トマトの玉ひとつ一つがしっかりとしており、収穫後のコンテナの重さが平年よりずっしりとしているとの感想を持っており、酵素の働きによる製品の充実に手応えを感じているようです。

IMG_3445-2.jpgトマト担当の金子さん

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  忠寛さんは、酵素の働きを実感してからは「酵素の力に頼りすぎた」と反省も口にされ、基本となる土壌バランスを見直すきかっけになったそうです。酵素の働きはミネラルバランスや微量要素との相関関係が強く、土壌バランスを整えていくことで、より酵素の働きを引き出せる環境になります。今後は天候に左右されずに作物が元気に育つ土づくり、環境づくりを目指していきたいと、今後の意気込みを話されました。

 忠寛さんは、奥様との間に3人のお子さんがおり、レスリングなどのスポーツを通して子供たちの成長を見るのが楽しみだそうです。また、農場経営者として従業員の将来もしっかり守っていかなければならないと、真剣な表情で話されている眼差しはとても頼もしく、責任感に満ち溢れていました。今後も、本山農場さんの永続的な農業経営に微力ながらお手伝いをさせていただき、次世代に引き継げる環境づくりを応援させていただきたいと思います。1548893793947[241] - コピー.jpg


《事例27》平成31年1月 育苗段階での効果に実感 幕別町美川 大須賀農場

 幕別町美川に入植以来、農業経営を引き継いで3代目となる大須賀次郎さんは、平均経営面積約38haの幕別町において、経営面積約30haの中で小麦9ha、ビート6ha、馬鈴薯3ha、小豆4ha、たまねぎ6.5ha、スイートコーン1haの栽培を行っている畑作農家です。自宅のすぐ西側には猿別川が流れ、河川側の一部の畑からは多くの石が上がってくる環境の中、より良い作物栽培と経営を目指し、試行錯誤を繰り返しながら就農44年目を迎えられました。

 特筆すべきは、「10年前から栽培を始めたたまねぎの栽培をきっかけに、今まで以上に栽培に関する勉強に取り組むようになり、何より農業に前向きになれた。」と言うように、勉強を惜しまず厳しい自然を相手に、謙虚な心で農業に取り組む姿勢には感銘を受けます。

掲載用写真①.jpg 大須賀さんは、2年前より「唐津酵素」のバイタルシリーズを、ビート・小豆・たまねぎの育苗等から使用されており、特にたまねぎの育苗では、水管理の際に唐津酵素を葉面散布する事で、作物の反応が良いと感じており、目には見えない「唐津酵素」の働きを実感できるとお話し下さいました。たまねぎの育苗時の基肥は極力抑え目にし、Bバイタルと発酵アミノ酸液であるAPバイタルを混用することで、作物の成長を促して強くたくましい苗づくりを目指しています。平成30年の例年にない不安定な天候を経験し、畑に散布する肥料の量と、土壌中の要素バランスを適正に保つ事が、近年多発する天候不順を乗り切るために非常に重要だ。ということを痛感され、就農44年の大ベテランであっても「1年1年が勉強」だとお話しされました。

 大須賀さんは毎年秋になると堆肥を全ての畑に散布し、健全な土壌づくりに注力されており、化学肥料だけに頼ることなく有機物を積極的に使用することにより、植物本来の生命力や、治癒力を引き出してあげるような環境づくりを目指したいと今後の意気込みを語られました。

掲載用写真②.jpg 大須賀さんは、夏はロードバイク・冬はスキーを趣味とされており、冬場は朝6時からジムに通うなど、ハードなトレーニングを通して健康な身体作りを心掛けており、仕事と趣味を両立して充実した日々を送られています。

 今後も大須賀さんの更なるご活躍を、作物栽培の面からサポートさせて頂きたいと思います。


《事例26》平成30年12月 唐津酵素の効果を実感しています 鹿追町中瓜幕 木幡農場

 鹿追町中瓜幕で畑作農業を営む木幡健二さんは、今年で就農15年目を迎える若手の経営者です。約50haの圃場で今年は小麦9ha、ビート9ha、馬鈴薯10ha、小豆10ha、直播タマネギ3ha、等を作付け栽培しました。木幡さんは以前より土作りに対する意識が高く、堆肥などの積極的な施用も心掛けて来ました。

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 定期的な土壌分析を行い、肥料要素の過不足やミネラルバランスを整えるSRU(Soil.Reserch.Union)の会員になって今年で2年目ですが、地力のある圃場では既に減肥可能な状態になっているそうです。
「唐津酵素は」昨年より友人の紹介で使用して頂いています。作物栽培と土つくりの知識をSRUの講習会やセミナーに積極的に参加して勉強されているので、酵素への理解も早く、使用2年目にしてその効果を実感し、親しい農業者仲間にも「唐津酵素」をお勧め頂いています。
 今年は特に直播のタマネギに対して全面使用し、除草剤、殺菌剤への散布時に混入する事により、農薬の使用量も最小限で済みました。
 春の植え付け後の長雨と低温の影響で初期成育が遅れたうえ、タマネギバエの幼虫の食害が頻発し次々と枯れて行く状況もあり、また軟腐病やベト病の発生も考えられることから大幅な減収が予測された為、B、CA、MG、APと4種類ある「唐津酵素」のバイタルシリーズをタマネギの生育に応じて積極的に使用し続けました。
収穫期を迎え半ば諦めかけていましたが、全ての収穫を終え収穫コンテナの数量を数えたところ、豊作だった昨年とほぼ同数の量を確保できたことが分かり努力の結果が報われました。
 
IMG_1055.jpg 今年の様な不順な天候時には「唐津酵素」の使用量を増やして下さいと勧めていた私共もそれを聞いて安堵しました。
確かにこの「唐津酵素」を使用すると今年の様な天候時には、今までより作物栽培での経費は増加しますが、作物の収量が増加することにより、費用対効果としては十分ではないかと考えられます。
 多くの農業者は作物栽培を、天候に応じて肥料と農薬などの資材を用い各々の栽培管理技術を駆使して生産し、いかなる天候の年においても農業経営を維持しなければなりません。来年はどの様な天候の年になるかは分かりませんが、作物の生育状況を的確に見極め、更に積極的に「唐津酵素」も活用して行きたいと木幡さんは語られました。




《事例25》平成30年11月 欠かすことの出来ない資材になりそう 鹿追町上幌内 (農)西上経営組合

 農事組合法人西上経営組合は鹿追町北西の標高360mの高台で山沿いの西上幌内に位置しています。高原ゆえに気温は平野部より常に2~3度低く、馬鈴薯栽培の限界地となっていました。春は常に遅く秋は早い気候の厳しい条件にあり、十勝のチベットなどと揶揄される地域です。
 この地で「農業の未来は企業的感覚と技術革新への探求協調こそ隆運の道」の教えを基に昭和50年に7戸の組合員により法人経営がスタートしました。
 IMG_4898.jpgIMG_4901.jpg 当初は原種馬鈴薯と飼料牧草のみの栽培で、法人経営の先駆けではありましたが、その道の素人ばかりで先も見えず何も理解し得ぬままの開設で、周囲からは「サラリーマン農業などあり得ぬ、直ぐに解散する」との声を受けてのスタートでした。
 温暖な平野部よりも常に栽培リスクの多いこの地で、冷害、遅霜、暴風雨による凶作の被害を度々受けつつも、様々な作物の栽培を試みて来ました。高原キャベツに始まり、ゴボウ、タマネギ、白菜、スイートコーン、人参などにも挑戦し、平成3年に十勝では先進的な観光農園によるイチゴ狩りを始めレストランも開設し、様々な可能性を秘めた六次化への魁を果たしました。
 そして現在は8戸の組合員により、300ha余りの栽培面積で、小麦、馬鈴薯、ビート、蕎麦、大豆、小豆、イチゴ苗、アスパラ、果樹、大根、デントコーン、牧草等と畑作基幹作物を中心に栽培を行っています。
 IMG_4895.jpg                 今年の作柄を語る、7代目の上原明彦組合長
 
 近年は温暖化の影響により、冷害からの恐怖は多少遠のいていますが、平野部に比べると積算温度による作物の生育の遅延は抗い難いものがあります。
 そこで昨年から春の初期成育を少しでも遅らせない為の方法として取り組み始めて頂いたのが、除草剤に「唐津酵素」バイタルシリーズを混用することにより薬剤の使用量を削減し、薬害と生育の停滞を軽減すると言う新たな技術でした。
 特に小豆は、気温と除草剤の影響を受けやすく、平均気温が低いこの地に於いては春の生育の遅延が致命的な減収をもたらす可能性の大きな作物です。
 IMG_4896.jpg                     管理課長の高橋伸さん

 天候の良かった昨年は試験的にこの方法を取り入れての結果は良好な状態でした。しかし今年は6月から7月にかけての降雨と低温、日照不足の悪条件の中で、同様の栽培を行ったところ、結果的に小豆の収量が町平均よりも20~30%増収しました。

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 また今年は更にビート、大豆、デントコーンにも同様の方法で栽培を行ったところ、それぞれの作物に於いて良好な成果が確認された為、この技術は当組合のスタンダードとして今後も取り組んで行きたいと上原組合長は話して頂きました。西上経営組合さんが製造する加工食品にに「切り干し大根」がありますが、長年取り組んで来た土つくりと、栽培技術の結果、その品質は秀逸でとても甘みがあり美味しいとの評判が高く、需要に生産が追い付いていない状況のようです。西上経営組合さんの今後の益々の活躍を期待したいところです。
 
 


《事例24》平成30年8月 足寄町で新たな挑戦 足寄町下愛冠 (株)アイザックス

 今回は足寄町下愛冠で椎茸の金賞栽培施設を主に経営する(株)アイザックスの相澤勲会長にご登場頂きました。
相澤会長は、昭和42年より酪農を始め、その後昭和56年より畑作に転換、平成3年より椎茸の原木栽培を経営に加え、平成15年からは椎茸の菌床製造と菌床栽培を行ってきました。その後規模拡大を続け、ピーク時には菌床の製造を含めて年間2.5億円ほどの売り上げを計上していたそうです。

IMG_2816.jpgIMG_2808.jpg  順調に売り上げを伸ばしている中、施設の投資に伴う資金調達で予期せぬ事態が起こり、多くの労苦を受けざるを得ない事実を経験したことにより、現在は椎茸の菌床の製造を離れ菌床栽培の生産を中心とした経営を行っています。
 椎茸以外にも、ひらたけ、なめこ、きくらげなども少量生産していますが、主産品の椎茸の品質では軸の太い肉厚の物を生産しており、自社の直売所、道の駅、エーコープ等で販売し好評を得ています。

IMG_2813.jpgIMG_2807.jpgIMG_2811.jpg しかし近年、キノコ類の全般的な価格下落により、このままだと経営の向上は見込めないとの危機感があり、何か他に手立てが無いものかと考えていた矢先、3年前に市場より通常出回っているものより食味の良い単為結果ナス「あのみのり」の施設栽培を提案され、近年の気候変動の大きさを見ていると施設野菜栽培でなければ十分な管理が出来ないとの考えから、野菜の施設栽培には全くの素人でありながら、知らぬが仏の怖いものなしの心境で取り組みを始めました。
 
IMG_2792.jpgIMG_2791.jpg このナスは栽培や剪定が比較的難しい品種でもあるため、種苗メーカーや普及センターの指導を細かく仰ぎ、またこの品種の栽培技術が高い生産者の施設を視察し、熱心に勉強を行って来ました。
 「唐津酵素」は今年からご縁があって使用して頂き、唐津酵素栽培のマニュアルに従って、忠実に葉面散布施肥や潅注施肥栽培でBバイタル、CAバイタル、MGバイタルを使いこなして来ました。
 日ごろから農業改良普及員の技術指導も受けていましたが、今年に関しては6月以降の観測史上記録的な降雨や日照不足は高温と長い日照時間が特に必要とされるナス栽培にとって最悪の栽培状況だったのにも関わらず、技術の積み重ねも相まって今までで一番良い収穫を得ているとの評価を頂きました。

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  帯広市内の名所「北の屋台」では相澤会長が栽培している焼き椎茸と焼きナスをメニューとして出しているお店もあり、店主によると明らかに他のナスと違い、お客さんの評判も良いとの事でした。
 相澤会長は、今後も栽培技術や収穫量の向上を目指し日々勉強を積み重ねて行きたいと力強く語られました。


《事例23》平成30年7月 「唐津酵素」は理屈に合わないように思っていたけど効果は認めざるを得ない 浦幌町万年 (有)橋枝物産 

 (有)橋枝物産さんは十勝東部の浦幌町にあります。当社とも二十年来のお取引きをさせて頂いていますが、現在の橋枝俊英社長は経営財務にも詳しく学生時代には教員免許も取得された三代目の経営者です。
 
IMG_2767.jpg 浦幌町は十勝中央地帯から比べると海にも近く、夏は海からの冷たい風や霧の発生などにより積算温度も上がらず決して畑作物の生産に有利な地域ではありません。
 その様な不利な気象条件の中、先代の時代から電子栽培技法などを取り入れたり、地域の農林水産物を直接消費者へ販売するため二十年ほど前から地域の仲間と共に直売所を開設し代表も務められ、また農繁期になると地域の活性化や農業への理解を深めてもらうため本州からの高校生の修学旅行生受け入れなど様々な活動を積極的に行っています。

IMG_2760.jpg そんな橋枝社長が「唐津酵素」の使用を始めてから3年を向かえました。「唐津酵素」を使用するにあたり、その効果を顕著に確認できる使い方を問われ、当社では除草剤使用時に「唐津酵素」を混用することによりその浸透性で薬量を減らしている数多くの例があると、お答えさせて頂きました。

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 除草剤の過度な使用は経費的な負担に加え、土壌微生物の活動を阻害し且つ環境に対する負荷も否めないとの事から早速実践して頂いた所、今まで数多くの資材を使用して来た中でも「唐津酵素」は理論、理屈に合わないように思うことがある反面、実際にその効果は明らかなものであると橋枝社長さんは話されました。
 今後はより「唐津酵素」を使いこなし、消費者に喜ばれる品質の高い農産物を生産して行きたいとのことです。


《事例22》平成29年12月 初年度から効果が確認出来ました 伊達市上館山町 近江一英さん

 伊達市でタマネギ11ha、ビート5ha、緑肥としてデントコーン6haを栽培する近江一英さんは先祖が明治25年にこの地に入植した後、現在4代目として農業経営を引き継いでいます。
10年前まではジャガイモも栽培していましたが、契約先や仲介先と不手際により多大な損失を被り栽培を断念したことが現在の作付けになるきっかけとなりました。7年前からはタマネギの栽培に取り組み、徐々に面積も増やし現在は経営の中の主力を占めるまでになりました。

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 主力作物が不作であれば経営状態が厳しくなるので、近江さんは様々な情報や新たな技術を積極的に取り入れ努力をされています。
 その中で数年前から酵素栽培に取り組み、当時は他社の酵素を利用していました。効果としては玉肥大は良いのだけれども、病気が入りやすく腐敗玉が多い状況だったそうです。
 今年からはご縁があって、この唐津酵素お客様の声にもご登場いただいた足寄町の松田和幸さんのアドバイスのもと「唐津酵素」を使用してみることになりました。
 今年の春はかつてないほどの天候不順による連日の雨で定植が大幅に遅れ、最後に植え終わったのが播種後90日も経った老化苗になってしまいました。タマネギ栽培の常識では正常に生育もせず肥大もしないと言われている状況の中、特に問題も無く肥大し無事収穫することが出来ました。

IMG_2219.jpg 初めての「唐津酵素」使用でしたが、近江さんの評価として腐敗量が今までの数分の一に減少したこと、味覚として辛みが少なくなり甘みが増し、貯蔵中の腐敗の仕方が今までと違い腐汁で周囲のタマネギを汚すことも無く、まるで乾いて枯れていくような腐れ方になって行くのが不思議に感じたそうです。
 
IMG_2527.jpg 今年は「唐津酵素」取り組み1年目でしたが、まだまだ分からない事ばかりでやっと「小舟」に乗りかかったような感じでしたが、今後とも松田和幸さんのアドバイスのもと「大舟」に乗れるように頑張って行きたいと近江さんは笑って話されました。

IMG_3233.jpg近江さん達が取り組んで越冬タマネギが北海道新聞で紹介されました。
 


《事例21》平成29年12月 「とても味が良いジャガイモが出来ました」 芽室町祥栄 (有)尾藤農産

 芽室町にある(有)尾藤農産の尾藤光一社長は4代目の畑作農家です。

7518840768_IMG_2580.jpg 現在の耕作面積は120haと十勝でも有数の大規模経営で今年は小麦60ha、大豆20ha、ジャガイモ30ha、ナガイモ5ha、ニンジン2ha、蕎麦3haを作付けしました。

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IMG_1760.jpgIMG_1768.jpgIMG_1766.jpg ジャガイモは都市圏の高級レストランなどと直接取引をし、近年では自社原料を用いた農産加工品の開発や商品化にも力を入れています。

 26年ほど前から地域の仲間と共に土つくりを勉強する「SRU」Soil Reserch Unionと言う組織を設立し、精密な土壌診断を行いコンサルタントから施肥設計の指導を受け、無駄な肥料や農薬使用量の削減に努めています。
 多種多様な土壌微生物が生息できる土こそ持続的に安定した作物生産が可能になり、お客様に美味しいと言われる農作物作りが出来ると尾藤社長は断言されます。
 光合成のエネルギーで育つ作物に対し如何に多くの太陽の光を当てることが出来るのか、葉が茂りすぎてお互いの葉が重なり合うことの無いように施肥量は適正に、特に光合成能力を高めるミネラルのバランスにはとても気を使っています。
 「唐津酵素」は昨年の小麦の雪腐れ防除時に薬剤と混用で使用を始めて、今年の春からは全ての作物に使用して頂いた結果、ジャガイモ、特に男爵の味が今までの中でも特に甘みが強いと感じたそうで直接販売を行う(有)尾藤農産さんに於いて味の良さは何をおいても一番重要なことです。

IMG_1765.jpgIMG_1764.jpg 現在、十勝の農家の耕作面積が約40haほどと言われる中、その2.5倍の面積を大型機械の効率的な利用により家族中心の労働力で作業をこなし、共同で飲食店の経営や海外への農産物輸出などにも積極的に携わり経済団体の役員なども務める尾藤社長の行動力には頭が下がります。

7518840768_IMG_2594.jpg 今年の春からは大学を卒業した長男の有哉さんも経営に参画し、今後ますます(有)尾藤農産の発展に大きな力となることは間違いなさそうです。


《事例20》平成29年11月 農薬の使用量が減りコストが下がりました。 本別町勇足 河野農場

 十勝管内本別町勇足に向かって流れる美蘭別川沿いの狭い沢を主な圃場として、河野一紀さんは総面積45haの圃場で小麦13.5ha、ビート8.5ha、馬鈴薯8ha、大豆8ha、スイートコーン4ha、牧草3haの栽培を行っている畑作農家です。

IMG_2560.jpg 23筆にも及ぶ点在した圃場は、ゴルフ場のコースの様な形状で四角くて平らな畑がほとんど無いというくらいいびつな形の傾斜地が多く、しかも傾斜地でありながら排水性の良くない湿地で保肥力の低いやせ地であり、誰も望んで耕作したがらない悪条件のため苦労を重ねて来られたそうです。

 昔は肥料など資材価格も低かった為、先代の時代には肥料の多投入で収量を確保していましたが、資材価格が上がっていく反面、農産物価格が下がって来ている現状と、肥料の多投入の割には収量が上がらない事に疑問と危機感を抱き、17年前より土壌診断を基に施肥設計を行うコンサルタントの指導を受けミネラルバランスを含めた土壌改良を手掛けて来ました。
 元来、やせ地の圃場だった為、投入したミネラル等の効果はすぐに結果に表れ収量に結び付きました。以来、徐々に土壌のphやミネラルのバランスなどを整え、堆肥も用いて地力の維持を図り今に至っています。
 現在では不耕起栽培を8割程度取り入れ、全ての作物で安定した収量と品質を確保できる様になり、昨年の様な凶作の年でもほぼ平年並みの成果を維持できる状況となって来ています。また、投入する肥料代なども大幅に低減してきており、ビートの場合で試算してみると堆肥も含めて10アール当たり7,000円程度で間に合う様になっているそうです。
 今後のビート栽培での目標は平均収量7t以上、糖度20%以上は達成したいと河野さんは話されました。一般的にビートは資材代が掛かる作物と言われる中、河野さんのビート作りは大いに参考になりそうです。
 
 今年からはこの「お客様の声」に登場頂き堆肥の供給を受けている(有)福田農場の福田社長から「唐津酵素」を紹介され農薬の低減に取り組むことに挑戦しました。殺菌剤の使用は従来より30%~50%減らしてみましたが、特に問題も発生せず乗り切る事が出来ました。

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・平成30年産ビート画像①(移植)

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・平成30年産ビート画像②(直播)

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・平成30年産ビート画像③(直播)

 とても勉強熱心な河野さんは、今まで長い間土壌と作物の事を積極的に学んで来たので、作物と微生物の関係や作物に対する酵素の働きなども大変理解して頂きました。また作物を観察する目が的確ですので「唐津酵素」を使用する度に作物がどのように変化しているのかを見極めることにより、更なる農薬や肥料の削減をする事が可能になり、今後は作物の品質と収量の向上に繋がって行くものと思われます。

IMG_0732.JPG2017年、河野さんは10アール当たり1.5t以上の産糖量を上げ本別町内で1位の記録でした。上の画像は2018年の苗で、この育苗には成長調整剤を全く使用せず「唐津酵素」を1,000倍で3回散布しました。